ネットショップの SEO で最も重要なキーワード

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前回、SEO に関するネタを書いたので、もう一つ SEO ネタ。
ネットショップで買い物することもあたり前になりつつあり、お客様の行動パターンも変わってきました。
改めて「ネットショップの SEO で最も重要なキーワード」について書いておきます。

最も重要なキーワードは「店舗名」

ネットショップの SEO で最も重要なキーワードは、ずばり「店舗名」です。
「何を今さら、あたり前のことを言っているんだ」という感じもしますが、なかなか理解されていない部分でもあります。
2002年、ネットショップが増え始め、「SEO」という概念が広まり始めた頃、「商品名」や「対策キーワード」そのものを店舗名にするというブームがありました。
例えば、チーズケーキを販売するお店なら「チーズケーキ屋」、健康食品の通販サイトなら「健康食品.com」という感じです。(同じ名前のサイトがあっても、そのサイトとは無関係です。)
ネットショップの認知度が高まるまでは、「商品名 = 対策キーワード」ということで集客しやすかったのです。
しかし、ネットショップの利用者が増え、競合(例:「チーズケーキ.net」)も増えたことでその効果が薄れてきました。
取扱商品での SEO はお店の認知度向上や新規顧客の獲得のためにまだまだ必要な施策ではあります。ただ今後、ネットショップを開店させる際の店舗名として、主要な商品名を店舗名に使うのは得策とは言えません。

「固有の店舗名」でのアクセスが増えている

ネットショップの認知度・利用者の向上によって、「店舗名」で検索してアクセスする人の割合が増えています。
テレビや雑誌での紹介、ブログや SNS 、友人などのクチコミによってお店を知る場合、最も記憶されるのは「店舗名」です。記憶した店舗名で検索して来店し、商品を購入するのです。
自分のお店固有の「店舗名」であれば、競合と争うことなく、自分の市場を広げていくことができます。
人気店の店長さんたちに聞くと、「店舗名で検索してアクセスする人は全体の 約 3 割」との話を聞きました。今後、店舗名で検索して来店するお客様の割合はもっと増えていくでしょう。

わかりやすい店舗名を名付ける

店舗名で最適化するということを考えた場合、店舗名を名付ける時にしっかり考えておく必要があります。
私たちは「面倒なことはイヤ」なので、わかりづらい名前、覚えづらい名前は敬遠しがちです。
私たちが使用する文字にはひらがな、カタカナ、漢字、英字、数字などがありますが、これらが混ざってしまうと、わかりづらくなります。特に全角文字(ひらがな・カタカナ・漢字)と半角文字(英字・数字)が混ざると、キーワードを入力しづらくなります。

  • Patisserie Fuchie
  • Patisserie フッチー
  • パティスリーフッチー

上の3つを比べた時にどれが一番覚えやすく、自分で検索するときにキーワードを入力しやすいかということを考えると、一番下の「パティスリーフッチー」ということがわかります。
覚えてもらいやすく、検索エンジンから来店してもらいやすい「店舗名」を名付けることが、ネットショップ運営における重要なキーワード対策の一つです。

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