11月に入って一気に冷え込み、訪れる冬の季節に向けて走り始める季節になりました。
これからの季節は「寒さ」に耐えていかなければなりません。
誰しも寒さに凍えるよりは、暖かく過ごしたいと願うものです。
しかし、暖かく過ごそうと思うと、コートやダウンジャケット、暖房器具などで出費もかさんでしまいます。
そこで、これからの寒い季節を暖かく過ごすため、実体験をもとに1万円くらいで収まる方法をまとめてみました。ポイントは以下の3つです。
- 室内に冷たい空気が入ってくるのを防ぐ
- 体が冷たい空気に触れるのを防ぐ
- 温かさを保つ
アウターよりインナーを重ね着
寒さ対策の基本は「重ね着」
重ね着をする時はジャケットやセーターのトレーナーを重ね着するより、肌着などのインナーを重ね着した方が、衣服の間に暖かい空気の層ができやすくなり、暖かさが保たれます。
また、肌の露出部分を減らす事も重要です。特に首回りから体の内側に冷気は入ってきやすいので、タートルネックのインナーで防ぎましょう。タートルネックが苦手な方はマフラーなどで首回りを覆うと良いでしょう。
インナーでオススメなのは、ユニクロの「ヒートテックインナー」。薄い生地ながら伸縮性があり、肌への密着性も高く、ぴったりと体を覆ってくれます。
また、汗を熱に変える素材が使われているので、他のインナーより暖かく感じます。
1枚1,500円で販売されています。
外から室内への冷気をシャットアウト
エアコンやヒーターなどで室内を暖めても、外から入ってくる冷気を防がないともったいないことになります。
冷気が入ってきやすい場所といえば「窓」。そして木造住宅や住居が1階の場合は「床」からも冷気が入ってきます。
窓や床から入ってくる冷気を抑えるためには、「断熱シート」を使うとでしょう。
窓用には透明な断熱シートを貼り、床用にはアルミの断熱シートを敷く事で、室内に冷気が入ってくるのを格段に防ぐことができます。
こたつや電気カーペットを使用している場合は、床用断熱シートの上に敷く事で熱が保たれ、電気代の節約にもつながります。
どちらもデパートの日用品コーナーに800円くらいで販売されています。
- 窓ガラス断熱シートフォーム
- 省エネ あったか断熱シート 2mmタイプ 2畳サイズ
足元の冷えを完璧ブロック
部屋の中で寒さを感じやすい箇所といえば足元。電気カーペットやヒーターを使っても脚全体を温めるのはなかなか難しいものです。
そこで活躍するのが、スリッパ・靴下・レッグウォーマーの三種の神器!
室内でもスリッパを履いて移動する事で、冷たい床に直接触れる事なく移動することができるようになります。
また、靴下は家の中でも足を冷やさないために有効です。家の中ではリラックスする事も考えて、あまり締めつけが強くない靴下を使用すると良いでしょう。寒さが厳しい場合は、靴下の2枚履きも有効です。
さらに、脚全体を暖かく保つためのレッグウォーマーも有効です。男性向けには、先に紹介したヒートテックインナーのタイツがオススメです。
スリッパは1000円前後、靴下は3足1000円など、レッグウォーマーも1000円程度で手に入ります。
インナーにもう一工夫で体全体が温かく
個人的にもう一つおすすめしたいインナーは「腹巻き」です。
私がおなかが弱い体質ということもあるのですが、「ほぼ日ハラマキ」のコンテンツを読んで使い始めてから、調子を崩す事が少なくなりました。しかも、体全体が温かくなる感じもしています。
「寒さ対策にはおなかを温めると良い」ということは昔からよく耳にはしていましたが、自分でやってみたことでその効果を実感しています。
おなかが弱い方には特にオススメです。「ほぼ日ハラマキ」はちょっとお高めですが、普通の腹巻きであれば、1枚1,000円から2000円位で手に入ります。
寝るときも暖かくして眠りたい
1日の終わりを過ごす所はベッド。
寝るときには暖房器具などをつけっぱなしにしておくわけにはいかないので、ベッドの中で暖かく休むようにする必要があります。
そこで活躍するのが、マイクロファイバーの毛布と敷きパッド。軽くてフワッと柔らかく、暖かい空気を含んでくれます。
最近、購入したのですが、それまで使っていた毛布とは段違いに軽く、暖かさを保ってくれています。私が購入したときは3,500円くらいでした。
毛布と敷きパッドでサンドイッチすれば、寝る時も暖かさを保ったまま、ぐっすりと休めるようになるでしょう。
すでに持っているものなどを使えば、多分1万円程度で収まって、今年の冬は乗り切るための基本的な対策ができるのではないかと思います。
この他に「体温を上げて温める」ために、じっくりお風呂に入ったり、暖房器具で温めたり、体を温める食べ物を食べたりする方法など、いろんな寒さ対策があります。
早めに防寒対策をして、温かく過ごしましょう。