10月16日に百式の田口さん主催の「ハイビジョンサウンド会議 sponsored by NIRO」に参加してきました。
参加するにあたって、サラウンドについてほぼ何も知らなかったので、まず「5.1chサラウンド」について自習したメモをまとめておきます。
サラウンドとは、3つ以上のスピーカーで音声を出すもの
音声を出す方式として、1つのスピーカー(単チャンネル)で出す「モノラル」、2つのスピーカー(2チャンネル)で出す「ステレオ」という仕組みがあります。
1カ所から音が出るモノラルに比べて、ステレオでは2カ所から音が出るため、左右への音の広がりを作り出すことができます。
モノラル・ステレオよりも多いスピーカーで音を出す仕組みを「サラウンド」といいます。
「5.1chサラウンド」というのは、正面・右前方・左前方・右後方・左後方・低音を出すためのサブウーファースピーカー、合計6つのスピーカーから音を出す仕組みです。
サブウーファースピーカーの役目
サブウーファースピーカーは低温を出すためだけに使用されます。
通常のスピーカーは低音域の音を出す能力が弱い場合が多いため、低音だけを出すサブウーファースピーカーを使用することで、音響全体の迫力を増すことができます。
通常のチャンネルに比べて、低音域専用のチャンネルは情報量が少ないため、「0.1ch」と数えます。
さらに後方中央にもう一つスピーカーを設置した6.1ch、正面・前方左右・横左右・後方左右に設置する7.1chという、より多いチャンネルもあります。
5.1chサラウンドの目的は臨場感のある音響効果を再現するため
私たちは普段の生活において、前方だけでなく、前後左右、また上下も加えた「空間全体」から音を聞いています。
クラシックコンサートの演奏や、映画館での迫力ある音響効果などを、家庭でも再現できるようにするのが「5.1chサラウンド」です。
5.1chサラウンドシステムを設置することで、自宅にいながら映画館で観ているような迫力やコンサートホールで聴いているかのような臨場感、スタジアムで観戦しているような興奮を演出することができます。
5.1chサラウンドは、DVDだけでなく、PS3などのゲーム機に接続して楽しむこともできます。
映画が好きな方だけでなく、スポーツや音楽、ゲーム好きの方は、ぜひ一度、お店や体験スタジオで聴いてみてはいかがでしょうか。
5.1chスピーカーも揃えることでより臨場感のある音響で楽しむことができますよ。