23日の夜に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は『食の秋スペシャル』だった。
すし職人・小野二郎さんの「ばらずし」や、フランス料理人・岸田周三さんの「メカジキのボワレ」など、見ているだけでお腹が空いてしまう料理の作り方が伝授されていた。
その中で日本茶のエキスパート、茶師・前田文男さんによる「おいしいお茶の入れ方」があったので、ポイントをメモします。
おいしいお茶の入れ方のポイント
1. お湯は70℃まで冷ます
お茶を入れるお湯が熱すぎると苦み成分が多く出る。温度が低くなると、お茶の旨味/甘み成分が出る。
カップに移し替えると1回で10℃下がるので、沸騰したお湯から3回移し替えるとちょうど良い。
2. ちょっとずつ、ちょっとずつ入れる
お茶を入れる時は、それぞれのお茶の濃さが同じになるようにちょっとずつ入れる。
「チョロッ、チョロッ……」というくらい少しずつ入れる。
3. 最後の一滴まで入れる
お茶は最後の一滴に美味しさが宿っていると言われている。
急須を振って、最後の一滴まで入れきる。
「お茶の入れ方」は家庭科の授業で習った記憶もあるが、改めて教えてもらい、実践することで本当にお茶の味が変わることに驚いた。
番組のホームページには、その他のお茶の楽しみ方も載っています。
» スペシャル (2008年9月23日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀