2009年8月末現在、SEOは外部リンク対策が命

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SEOの調査、解説で定評のある「SEOmoz」による、検索結果の順位を決める要因のランキングの2009年版が公開されました。
検索エンジンが順位を決定する要因ランキング2009年版が完成! | Web担当者Forum

何か月ものハードワークの末に、SEOmozの「検索エンジン順位決定の要因ランキング」が完成した!

SEOmozでは、2年ごとに業界のトップSEOプロに調査を行っている。2009年は72人のSEOプロが調査に参加して、数時間を費やして質問に答えてくれた。

ランキングで「非常に重要」という要員の多くは「外部リンク」に関することであり、現在のSEOは「外部リンク対策」が重要であると思われる。

地道な外部リンク獲得が一番の近道

Search Engine Ranking Factors | SEOmoz』の Overview より、順位決定の要因ベスト5は以下のようになっている。

  1. 外部リンク内のアンカーテキスト – 73%
  2. リンクポピュラリティ(外部リンクの質と量) – 71%
  3. リンク元の多様性(多くのルートドメイン/サイトからリンクされているか) – 67%
  4. title 要素内でのキーワードの使用 – 66%
  5. 信頼されているドメインからのリンクの距離に基づくドメインの信頼性(例:TrastRank など) – 66%

上位5つのうち、4つが「外部リンク」に関する項目となっています。
アンカーテキストにキーワードを含み、信頼されている多くのウェブサイトからリンクされることで上位表示される。
まとめてしまえば「あたり前」のことなのですが、この「外部リンクの獲得」が重要、かつ競争が激しくなっている、といえます。
では、手っ取り早く外部リンクを得ようとして「外部リンクの販売・提供サービス」に手を出してしまうと、それはマイナス要因となります。
順位決定のマイナス要因ベスト5は以下のようになっています。

  1. 悪意のある/意図的なクローキング – 68%
  2. リンク販売業者からのリンク購入・獲得 – 56%
  3. スパムサイトへのリンク設置 – 51%
  4. ユーザーエージェントによるクローキング – 51%
  5. 頻繁なサーバーのダウンや混雑 – 51%

外部リンクを販売する業者からリンクを購入すること、またこちらからスパムサイトへのリンクを設置することもマイナス要因として挙げられています。
やはり、地道にコツコツと外部リンクを獲得していくことが、検索順位を上昇させる一番近い道のりということになります。
その他の項目について、気になった項目がいくつかあったので、そちらは別途まとめます。
» 検索エンジンが順位を決定する要因ランキング2009年版が完成! | Web担当者Forum
» Search Engine Ranking Factors | SEOmoz
» SEOで効く! 検索エンジンが順位を決定する57個の要因 日米SEOプロ60人のグーグル&ヤフー対応版 | Web担当者Forum

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