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「デジタルネイティブ」が「ネイティブ」になる時代

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デジタルネイティブ度チェック 80%

デジタルネイティブ度 80% のふっちーです。
11月10日に放送された NHKスペシャル「デジタルネイティブ」 を見ました。

「デジタルネイティブ」の特徴

「デジタルネイティブ」の特徴として、以下の3つのポイントが紹介されていました。

  • 現実とインターネットを区別しない
  • 情報は「無料」だと思っている
  • 年齢や肩書き、所属などを重視しない

つまり「デジタルネイティブ」の気持ちが理解できない人は、

  • 現実とインターネットはまったくの別物だと考えている
  • 情報を手に入れるには、お金などの対価を支払わなければならないと考えている
  • 年齢や肩書き、所属などで相手を判断する

ということになります。
これまでの概念や価値観が大きく変わっていることに戸惑い、自分の中で受け入れられにくい状況にあるため、”変わった人”として判断しているのではないかと思います。

「デジタルネイティブ」が「ネイティブ」になる時代

生まれながらにしてインターネットがある世界で活きてきた人たちのことを「デジタルネイティブ」と名付けていますが、今後はこの世界が「ネイティブ」になります。
これは「インターネット」に限らず、あらゆる技術革新において起こってきたことと同じです。
テレビやパソコン、携帯電話が生まれ、普及したことで社会や生活が大きく変わったのと同じように、インターネットも私たちの生活を大きく変えました。
むしろ「パソコンが使える人と使えない人では、給料が大きく変わる」と言われていた時代のように、今後は「インターネットを使いこなせる人と使えない人では、給料が大きく変わる」ということになるかもしれません。

「デジタルネイティブ」は、できる限り早く「体感」して習得した方がよい

「デジタルネイティブ」(インターネットがある世界)は、今後当たり前になります。とすれば、一日も早くデジタルネイティブを体感し、習得したほうが良いでしょう。
「現実とインターネットを区別しない」というのはさほど難しい物ではありません。今までにも「電話」で離れた相手と話すことができることを体験していますし、携帯電話のメールでやり取りもしていることでしょう。
それをもう一段階上げて、チャットやSNSで会話することなどのコミュニケーションに慣れれば良いのです。
いきなり見知らぬ他人とのコミュニケーションは厳しいでしょうから、最初は家族や友だち、会社の同僚とから始めてみましょう。
「情報は無料」というのは実感しやすいかもしれません。現状でも、生活に役立つあらゆる情報をタダで手に入れることができます。
ニュースや天気予報などのチェックから始め、Wikipedia、レシピサイト、クチコミサイトと情報源を増やしていくと良いでしょう。
自分に役立つ情報を手に入れるために必要な技術は「検索」です。検索技術といっても「SEO」の類いではなく、「どのような言葉で検索すれば、自分の欲しい情報を見つけやすいか」という技術を習得することです。

  • 1つの単語で検索することから2語以上で検索する。
  • 言葉の意味を知りたい時は語尾に「とは」(例:クラウドソーシングとは)を付けて検索する。
  • Yahoo!JAPAN と Google の両方を使う。

などの検索技術の基本をマスターすることです。
「年齢や肩書き、所属などにこだわらない」というのは、難しいかもしれません。仕事ではなく、趣味の面で取り入れると慣れるのも速くなります。
共通の趣味でつながっている友だちとの付き合いには、年齢や肩書き、所属は関係ありません。趣味を通じてお互いを刺激し合い、良いコミュニケーションをとることができます。
自分と同じ趣味のことを書いてあるブログを読んだり、コミュニティに参加してみることから始めてみましょう。ブログやコミュニティの雰囲気がつかめてきたら、コメントして参加していくと良いでしょう。
「デジタルネイティブ」は特殊な人たちではありません。むしろ、今後の社会における「一般の人」の姿です。
自分で少しずつ体験し、バランスをとりながら「デジタルネイティブ」になることで、新しい社会の一人としての世界が広がっていくかもしれません。

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