「おなかいっぱいスイーツを食べたい」
糖質制限食をしている甘いもの大好きな人にとって、夢のような話。
美味しいスイーツには砂糖や小麦粉がたっぷりと使われているもので、糖質制限食のレパートリーには入りようがないものだと思っていました。
そこに登場したのが、自由が丘にある「ローカーボカフェ&バー マジコ(Magico.)」さんのアフタヌーンティーセット。
砂糖・小麦粉不使用で、1人あたり糖質20gという低糖質を実現されたというのです。
今回ご招待いただき、試食会に参加してきました。
砂糖・小麦粉不使用な「スイーツ」の秘密
「ローカーボカフェ&バー マジコ(Magico.)」は東急東横線・大井町線の自由が丘駅から徒歩2分の所にあるお店。
お店のコンセプトが、『糖質の摂取量を必要最低限に抑え、美味しく楽しく健康と美容を目指す「低糖質メニュー」を提供すること。』ということで、メニューすべてが素材からこだわられているローカーボ(低糖質)メニューとなっています。
このスコーンも砂糖・小麦粉は使われていないため糖質オフ。スコーンなのに糖質が抑えられているワケは、材料にあります。
小麦粉の代わりに「大豆粉」や小麦粒の表皮部分を使った「ふすま粉」、アーモンドを粉末にした「アーモンドプードル」(アーモンドパウダー)を使い、糖質を抑えています。
こちらは豚の皮を油で揚げた「チッチャロン」。フィリピンなら誰でも知っている有名な食べ物とのこと。
豚の皮を植物油で揚げ、食塩やガーリックパウダーで味付けされており、糖質0gながらしっかりとした味がついています。
お店ではバータイムのおつまみとしても出されています。
まずは、お店の看板メニューの1つである「低糖質ふすま粉パンの”ごちそう”サンドイッチ」
チキンベーコンかスモークサーモンのいずれかから選べます。
パンに使われているふすま粉自体に味がありますが、チキンベーコン、スモークサーモンはどちらもしっかりとした味であり、良い感じにマッチして美味しいです。
チキンベーコンは食べ応えがあり、スモークサーモンの方には海苔がサンドされていて、さらに味を引き立ててくれています。
こちらは大豆粉で作られた低糖質クッキー。猫やハート形。
こちらはミニティラミス。
クッキーは大豆粉クッキーを砕いてコーヒーをしみ込ませたもので、カスタードは生クリームと卵としっかりと使い砂糖不使用。
しっかりと充分な甘さを味わえて美味しいです。
ローカーボガトーショコラ。ちょっとほろ苦いけどしっかりと甘いビターテイスト。糖質制限で美味しいケーキを堪能できるなんて幸せです。
こちらはローカーボチーズケーキ。糖質のない蒸留酒のラム酒を使用しており、さらに糖質を抑えるためレモン汁の代わりに「ポン酢」を使っているとのこと。
甘さと美味しさが凝縮されています。
こちらの低糖質スコーンは、埼玉・川越の糖質オフスコーン専門店「サルティンボッカ」さんから仕入れられているとのこと。いちご、ベリー、もも、あんず、マンゴーの5種類のコンフィチュールから2種類を選べます。
スコーンだけでも美味しく、さらにコンフィチュールは果物の味そのままなので、自然な美味しさを堪能できます。
こちらにカフェオレ、コーヒー、ハーブティーのいずれかがドリンクとして付きます。
パッと見、「足りるのかな・・・」と感じる量なのですが、サンドイッチとスコーンが食べ応えがあり、ティラミスやケーキの味が濃厚で、充分にお腹いっぱいになりました。
これ全部で糖質約40g。2人分なので、1人分あたり20g。普通に砂糖や小麦粉を使って作ると、糖質200g(1人分あたり100g)となり約5倍。
炭水化物100g分のカロリーを消費するには、約10km程度のランニングが必要となりますが、このアフタヌーンティーセットなら5分の1なので、2km程度で消費できちゃいます。
糖質制限は「継続」が何よりも大事。一方で「甘いものが食べたい」という欲求を抑え続けるのも身体にとってストレスになります。
このローカーボアフタヌーンティーセットは、休日の午後にのんびりとおしゃべりを楽しみながら、気兼ねなくスイーツを満喫できます。
おなかもいっぱいになれるので、その後の晩ご飯も量を控えめにできそうです。
お店では、この他にもふすま粉を使った「低糖質ふすまガレット」や大豆麺をつかった「低糖質の大豆麺パスタ」などの糖質の少ないフードメニューも充実。
「糖質制限食にすると、美味しいパンやパスタが食べられなくなる・・・」という思い込みを払拭されてくれます。
また、低糖質メニューを堪能しに行きたいと思います。
ごちそうさまでした!