2月28日に恵比寿「TimeOut Cafe & Diner」にて開催された「第1回 朝までダダ漏れ討論会(朝ダダ)」のお手伝いをしてきました。
一人では大変だと思ったので、sakaki0214 に助太刀を依頼し、入口で受付したり、登壇者の飲み物運んだり、USTREAM の映像をチェックしたり、撤収時のゴミ拾いなどをしてました。
本家「朝生」に負けず劣らずの内容で、常時 5200 人ほどが USTREAM LIVE の映像を視聴されていました。
ものすごい配信設備
映像や音声の設備や設営については、ライブドアの櫛井さん( @941 )と、ヒマナイヌのカワイさん( @himanainu_kawai )のブログ記事にて詳細が書かれています。
- 941::blog:朝までダダ漏れの機材まわりとか裏方の話とかUstの話とか
- himag — 田原総一朗氏がUstreamに降臨!DVカメラ5台を使ったストリームディレクションをヒマナイヌが担当!
さすがに iPhone やノートパソコン+ウェブカメラで配信とはいかない内容。これだけの機材が揃ったからこそ、あの素晴らしい映像で配信できたのです。
ただ、どれだけ準備していても、まだまだ不安定でトラブルが起こるのも事実。今回のイベント中にも LIVE 配信が3度途切れてしまいました。配信が途切れてしまった原因については、櫛井さんのブログ記事 にて書かれています。
そして肝心の放送は3度くらい途切れてしまった。一度は休憩を挟んだときに配信PCの設定を少し変えてしまいUSBオーディオキャプチャが認識しなくなってしまったので再起動した時。これはしょうがないので音声をビデオミキサに接続して出力。イコライザでは出力MAXにしても音が弱くなってしまいかなり苦労した。教訓としては、一度落ち着いている設定を変えるな、ってところか。
残りの2度は配信側のネットワークが切れたから。なんでこんなに不安定なんだ?と思って確認してみたら無線ルータのアンテナ折れてた(持ち込んだ時は間違いなく折れていなかった) これ、誰か落としたろ・・・。何とか誤魔化しつつやっていたけど、こればかりは本当に困った。かと言って無線ルータを複数台持ち込むわけにもいかないし。とほほ。
そんなかんじで配信してましたよ。
その他、カメラワークやスイッチング、音声など苦労されていた部分も多かったのですが、スタッフがボランティアで、かつリハーサルなども充分とはいえず、手探りで調整しながらということであったことを考えると感謝しきりです。
視聴者参加型 “朝生”=「朝ダダ」
第1部の司会に本家”朝生”の田原総一朗さん、第2部の司会に津田大介さん。
その他のパネラーは、自由民主党衆議院議員の河野太郎さん、ジャーナリストの上杉隆さん、ビデオジャーナリストの神保哲生さん、ライブドアの田端信太郎さん、週刊朝日編集長の山口一臣さん、TVの報道番組携わるディレクターさん、と本家顔負けのメンバー。
メディアの最前線にいる人たちを束ねるそらのさんの姿がとても大きく感じられました。
討論中はパネラーの後ろに設置された透明スクリーン(アイテム-16 株式会社 提供)に、VJ のタナカミノルさん( @minoru_tanaka )さんが視聴者のツイートとピックアップされたお題を表示されていました。
しかし、5000 人もの視聴者からのツイートは滝のように一瞬で大量に流れていくため、とても拾いきれません。というか、拾うのはほぼ無理です。
USTREAM を活用したセミナーにおいて、視聴者からのツイートをどのように扱うかというのは大きな課題の1つです。
そのような激流であったにも関わらず、第2部の司会を務められた津田さんは、Twitter での反応も上手く汲み取りながら、パネラー全員に議題を上手く振り、進行されていました。
これにはパネラー全員が大絶賛され、「朝生の司会は津田さんでいいんじゃない?」という声も上がっていました。
「ダダ漏れ」のこれから
今回の「朝ダダ」は最高で約 5200 人もの Viewer を獲得することになりました。
ツイートの中で「これは、”朝生”とどう違うの?」などの反応もありましたが、あえてテレビの”朝生”を意識して作られた物ですし、その中に USTREAM と Twitter の良さを組み合わせようとしていました。
上手くいった点だけでなく、改善すべき点も多くあったと思いますが、テレビなどで活躍されている人たちを一同に集め、これだけの視聴者を集めることができたことだけでも大きな収穫です。
そらのさん、スタッフの皆様、パネラーの皆様、お疲れさまでした。そして、本当にありがとうございました!
「第1回 朝までダダ漏れ討論会」の様子は以下でご覧いただけます。