KIRIN『FIRE スペシャル』から学ぶ「プレミアム感」のつくり方

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KIRIN『FIRE スペシャル』

私は朝、仕事を始める前に缶コーヒーを1本飲むのが習慣になっています。

今朝、コンビニで「FIRE スペシャル」という新しい缶コーヒーが出ていたので買って飲んでみました。

個人的に、FIREシリーズはハズレが少なく美味しい缶コーヒーだという印象があります。今回の「FIRE スペシャル」も美味しく、程よい甘さもあり、仕事を始める前にも良いものでした。

味もさることながら、コンビニで目に留まった理由のひとつとして「パッケージ」にあると思いました。

紺色とゴールドでプレミアム感を演出

「FIRE スペシャル」のパッケージを見て連想したのは、アサヒの「プライムタイム」というビールです。どちらも紺色の地に金色の文字で書かれています。

『図解!売れる色の法則』という本で、

紺とゴールドはプレミアム感をつくる

として、アサヒの「プライムタイム」のパッケージを例に挙げて説明されています。
※以下、本の解説を一部改変して引用しています。

青色は知的なイメージを作り、暗い色は中身がしっかりしていることを伝えます。
だから、暗い青色である「紺色」は知的でしっかりしたイメージを持つことができます。

紺色の商品を冷蔵ショーケースに入れると暗くなりすぎ、遠くから見たときに、商品があるのかないのかわかりづらくなります。

この点を補うには「白」か「銀色」か「金色」で明るくするか、光らせるようにする。しかし「白」や「銀色」では、冷たい印象になりすぎたり、硬いイメージになりすぎてしまいます。

その点「金色」は完璧に「紺」を助けます。温かく、豊かで、輝くゴージャス感

知的でしっかりしたイメージを与える「紺色」をベースに、遠くからでも目立つように「金色」をアクセントとして加えることで、「プレミアム感」を演出しているということです。
ということで、イメージを作ってみました。

プレミアム感のイメージ

「紺色」R:20・G:40・B:75 or H:215°・S:75%・B:30%
「金色(黄土色)」R:230・G:180・B:60 or H:40°・S:75%・B:90%(数値は一例です)
どうでしょうか? プレミアム感出てますか?
缶コーヒーもビールも中身が美味しいことが第一ですが、その美味しさをより演出するための「色の法則」を知っておくと効果がより美味しく感じられそうです。
» 『キリンビバレッジ | FIRE

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