私はフリーランスとして仕事をしているため、毎年2月-3月は「確定申告」というものにウンウンうなされながら取り組んでいます。
フリーランスも「自営業者」なので、きちんと「会計」「経理」を理解しておく必要性は痛感していながらも、会計・経理の本を読んでもイマイチ理解できないでいました。
そんな中、アイカワさん(ブログ『じだらく』)が『マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』を購入され、
その場で即買って、そのまま全部読み終えてしまいました。
マンガとはいえ会計が存在する意味といった本質的なことから、
会計の重要なポイントをおさえてくれており、
会計ほぼ初心者の僕にはとっても読みやすかったです。
と書かれていたのを見て、私も書店にダッシュし即購入、読みました。
会計・経理の初心者には、本当におすすめ!
利益、損益計算書、キャッシュフローなど、言葉で書くとすでに「もうダメ…」と言ってしまいそうな会計・経理関係の用語について、マンガを通じてとてもわかりやすく理解することができます。
また「リストラ」の本質(単に社員を解雇するだけがリストラではない)や、タイトルにもなっている「餃子屋と高級フランス料理店では、どちらが儲かるか?」という課題も自分で考えて、回答できるようになります。
よくあるビジネス書だと「餃子屋と高級フランス料理店を比べるくらいだから、回答は…」って考えがちですが、しっかりと会計・経理の面から考えさせて、理解できるようになったのがこの本の素晴らしいところです。
会計・経理が見えると、会社全体・社会全体が見えてくる
この本は、会計・経理の初級的な本なので、新入社員の人にはぜひ読んでおいて欲しい本です。
会計・経理がわかると、会社の経営状態がわかるようになってきます。さらに勉強を進めることで、社会全体での流れも見えるようになっていくでしょう。
会社は一社だけ動いているのではなく、取引会社、社員、顧客など、多くの法人・個人との取引によって成り立っています。その中で、自分がどのように仕事をしていくか、仕事へ取り組む姿勢も変えるきっかけにもなります。
「会計・経理はイヤッ!」という方ほど、ぜひ一度読んで欲しい本です。