Twitter マーケティングパッケージ? 頼む前にまず体験しよう!

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「Twitter を使ったマーケティング活動を支援」するサービス、というのが開始されるらしい。
Twitterビジネスが日本で本格化、企業支援パックを販売へ ? @IT

 CGMマーケティングが支援するのは企業がTwitterをマーケティングに利用する上での企画立案から、企業アカウントの活用、フォロワー獲得、運用支援など。価格は100万円から。2000人までのフォロー数制限を個別に緩和することも含む。5月31日までの限定販売で、同社は6社への提供を見込んでいる。CGMマーケティングは2008年4月の日本語版開設以降、テストとして日本企業のマーケティングを支援してきた。

これって、意味あるのかなぁ? と単純に思ってしまいました。

自分で実際に体験した方が早くない?

「Twitterって何?」と聞かれることが良くあるけど、いろいろ説明しても、十分に理解してもらえることは少ない。
むしろ、その場でアカウントを作ってもらい、3日くらい使ってもらうと、納得してもらえることの方が多い。
このサービスのターゲットは、
「Twitter って流行っているみたいだね。
 よくわかんないけど、”とりあえず” やってみようか。」
と考えている企業なんだろうな、と思う。
100万の予算を使って頼む前に、まず自分で以下のことを体験して欲しい。

  1. Twitter のアカウントを作る
  2. プロフィールを設定し、つぶやいてみて、基本的な使い方を知る。
  3. 遠慮することなくフォローしてみる
  4. さらに数日つぶやいて、リプライ(返信)してみる。
  5. Twit」などの Twitter のクライアントソフトをインストールして使ってみる。
  6. モバツイッター」などを使って、ケータイからも使ってみる。

このことを体験しつつ、「では、Twitter を実際にプロモーションに活かすとしたらどうすればいいだろう?」と考えるのがいい。
オフラインの活動もできるのであれば、オフ会などに参加して、利用者の声を聞いてみてもいい。mixi の Twitter コミュニティ でもオフ会は企画、開催されている。
もし適当なイベントがなければ、自分で開催したり、直接アポイントを取って話を聞いてみるのもいい。
それでもいい企画が思い浮かばないけど、可能性を感じるのであれば、サービスについて話を聞いてみる、とした方が良いと思う。
サービスの内容にはフォロー制限数(一般は2000人まで)の緩和、バナー広告の出稿というのもあるようだ。また「第三者からの企画提案」ということで、社内での説得力をますためにも使い道はあるかもしれない。
Twitter について体験したことなく、理解していない状況で、サービスを頼むというのはお金のムダです。

参考にしたい Poken Japan さん

Twitter 内で企業アカウントして活動されている方は多いのですが、中でも Poken Japan さんはとても上手く活用されています。
Poken Japan さんは、「Poken」というタッチすることでお互いのプロフィールを交換できる、新しいコミュニケーションツール、という馴染みのないツールのプロモーションを行われています。
ちゃんと「Poken の中の人」ということを公表されており、Poken に関するつぶやきもありますが、大半は他のユーザーと変わらない日常に関してつぶやかれています。
また、積極的に返信をしたり、リプライに対して返事をしたり、といったコミュニケーションも行われています。
企業での Twitter 活用を考えられている方は、まず PokenJapan さんをフォローして、その活用法を参考にすると良いでしょう。
Twitter日本語版、企業向けマーケティングパッケージを限定発売:マーケティング – CNET Japan

 このマーケティングパッケージは、CGMマーケティングがTwitter日本語版立ち上げから1年間のテストマーケティングで培ったノウハウをパッケージ化した商品。

実は、PokenJapan も上のサービスによるプロモーション実例の一つだった、ということなら、サービスの内容を認めざるを得ませんが。

まずは、自分で Twitter を体験してみてください。

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