2010年 J2 第27節 ロアッソ熊本 対 横浜FC

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ロアッソ熊本のJ2・2010年シーズン第27節。ホームKKWINGにて、10位横浜FCとの対戦。
J1昇格へ向けての争いが激しくなる中、我らがロアッソ熊本も落とせない1戦。
前回の対戦はアウェイで 2 – 1 で勝っているので、ホームでもしっかり勝利し、勝点3を奪っておきたかったのですが・・・

開始早々の失点、追加点。攻撃の形もなく。

今シーズンのロアッソ熊本は守備が改善され、この試合まで開始15分での失点が0という素晴らしい立ち上がりを見せていました。
しかし、この試合は守備の要のDF福王、チームの要のMF原田が累積警告で出場停止。守備に不安がある所をしっかり狙われてしまいました。
前半3分。左サイドからのクロスを決められ、早々に失点。そのまま相手に主導権を奪われ、34分に再び左サイドからのクロスにあわせられ2失点目。
後半からMF藤田俊哉を投入し、徐々に相手ゴールに迫るも、シュートはあまり枠をとらえることができない。
80分にはDFチョ・ソンジンが相手に顔をはたかれた報復をしてしまったことで退場。
ほぼ良い所なく、0 – 2 で敗れてしまいました。
開始早々の失点からの切り替えがうまくいかず、中盤での相手へのチェック、ゴール前でのマークの確認や競り合い、それらが緩んでいた感じがしました。
熊本は堅守速攻型のチームなので、まずは失点を抑えることが大前提。
そして、チャンスを確実にものにするための攻撃、シュートを枠に入れるための精度やコース作りが重要です。
問題点が見えたということは、改善の余地もあります。ミスをなくして、上を目指していきたいものです。
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●高木琢也監督(熊本):
「今日はたくさんの方々が応援に来て下さったということで、何とか勝ちたかったんですけど、逆に非常に恥ずかしいゲームをしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今日のゲームを見ていて、例えば内容とかやり方ということではなくて、まず自分が感じたのは、相手の勢いとかボールへの執着心とか執念という部分で劣ってしまったなと感じます。スポーツではよく心技体と言われますが、それで言うと全てにおいて我々のチームが下回ってしまった。そうなると勝負にはならないだろうし、自分たちの形も表現できないということになってしまう。(以下略)

J’s GOAL | ニュース・検索結果 | 【J2:第27節 熊本 vs 横浜FC】高木琢也監督(熊本)記者会見コメント』より

●藤田俊哉選手(熊本)
「相手のプレッシャーはそう感じなかった。2失点した以外は、ボールを支配できるリズムもあったかなと思う。ただ、0?2という結果は完敗に値すると思う。立ち上がりのゲームを作る段階で、出ばなをくじかれる形で失点して、それを最後まで取り返せなかった。2点失ったとしてもそこで終わりではないし、ひっくりかえすための何かを出したかった。取り返せない点差ではないし、1点ずつ返していけば追いつけるが、取り返せなかったのは力不足ということ。きちんとしたポジショニングからボールを回して、前は相手の背後を突くとか、そういうセオリーを忠実にやれば糸口を見つけられたかなと思う」

J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【J2:第27節 熊本 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント』より

●南雄太選手(熊本)
「水戸戦では点は取れなくても球際などは激しくいけていた。今日みたいな試合をしていてはダメだし、ウチは100%以上でやらないといけない。力を出して戦った中で、それでも勝てないなら仕方ない部分もあるが、力を出せないまま負けてしまうのは悔しい。お客さんもたくさん入ってくれてモチベーションも自然と上がると思うが、勝てば上と縮まるというゲームの時に勝てないのは、まだ弱い部分がある」

J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【J2:第27節 熊本 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント』より

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