ロアッソ熊本のJ2・2010年シーズン第7節。ニッパツ三ツ沢球技場にて、横浜FCとの対戦となりました。
相手はFW大黒選手をはじめ得点力の高く、精神的支柱のカズがいるチーム。手ごわい相手です。
カウンターからの得点と、攻める姿勢から生まれた決勝点
プレスをかけて攻める横浜FCと、守ってカウンターを狙うロアッソ熊本。
前半はやや試合の流れが横浜FC側にありながらも、均衡状態が続き0?0で終える。後半立ち上がりにも危ないシーンがあったものの、先制点を挙げたのは熊本。
攻撃に転じて前にボールを送り、横浜FCの選手がこぼれ球の処理をミスしたところをFW松橋章太選手がカットして、素早くペナルティエリア前まで運ぶ。中に走っていたMF西弘則選手にパスし、前に出てきたキーパーを交わして落ち着いてゴール。一瞬の隙を突いた素晴らしいカウンター。
その後、同点に追いつかれたものの、68分にMF原田拓選手の蹴ったフリーキックが相手DFのクリアミスを誘いオウンゴール。
73分にPKを与えてしまうも、大黒選手が外し難を逃れる。その後は、選手交代などで逃げ切り、アウェイで勝点3を得ることができました。
結果として相手のオウンゴールが決勝点となりましたが、相手のクリアミスを逃さずカウンターを決めた1点目。そして、攻めてファールをもらい、相手のオウンゴールを呼び込んだ2点目。どちらも自分たちの仕事をしっかりこなしたことで得点を奪い、勝利することができました。
1つ1つ課題をこなし、着実に勝点を重ねていくロアッソ熊本。まだまだJ2戦線をかき回していきましょう!
次節第8節は4月24日(土)にホーム KKWING にて、現在首位の柏レイソルと対戦。
厳しい戦いが予想されますが、サポーターの応援を力に変えて、精一杯戦っていきましょう!
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熊本は前節と同じメンバーによる4・5・1の布陣。開始直後の得点機は逃したものの、後半11分にカウンター攻撃で敵陣右サイドに切れ込んだMF松橋章太からのクロスを、MF西弘則が右足で流し込んで先制。
同点とされた直後の同23分には、ゴール右端を狙ったMF原田拓のFKが相手オウンゴールを誘い、数少ない好機を得点に結び付けた。
Jリーグ2部(J2)第7節最終日(18日・ニッパツ三ツ沢球技場ほか=6試合)は、熊本がMF西のゴールなどで横浜FCを2?1で下し、勝ち点を14に伸ばして3位に浮上した。
Q:次は首位の柏との対戦ですが、抱負は?
「首位の柏とやる時にビビる選手はいないと思うし、ビビる監督もいないと思うので楽しみです」。
●西弘則選手(熊本):
「(得点シーンは)少しトラップが足下に入ったんですが、落ち着いてかわして決めることができました。今チームでやっている切り替えの速さが得点に繋がったと思います。最初はダイレクトで打とうか迷ったんですが、ダイレクトだと外しそうな気がしたので、トラップして足下にはいったんですが、その後落ち着いて打てました。
前節負けていたんですが内容は悪くなかったので、今日の試合は連敗だけはしたくなった」