『SEOmoz | The Beginner’s Checklist for Small Business SEO』より
地方などで業務を展開する中小企業のための、初心者向けSEOチェックリストというのが公開されています。
以下、私なりの和訳です。
調査
SEOを行う前に、ウェブサイトを改善する箇所を調べる必要があります。多くの人はここが、SEOにおいて最も重要なポイントだと言っています。省略せずに必ず行いましょう。
- 「SEOを学ぶための初心者向けチェックリスト」を完璧にしている
- ゴール(ウェブサイトのターゲットや目的)を書き出している
- ブレインストーミングを行い、ユーザーが検索するときに使用するであろうキーワードを書き出す
- 選び出したキーワードについて調査する(月間検索回数 など)
- キーワード調査結果から、最も良いキーワードを記録する
- 選び出したキーワードにおいて、現在の検索結果(SERPs)を分析する
- 競合となるサイトのリスト(どこのサイトが何番目に位置しているか など)を作成する
- 「Yahoo! Site Explorer」で競合サイトがどこからリンクされているか見つける
- クライアントのサイトについて、ページの登録状況や重要なページでの検索結果順位など、現在の状況を調べる
ウェブサイト内施策
- Google Analytics、Google ウェブマスターツール、Live Search Webmaster Center のアカウントを作成する
- SEOを行う前に2週間、 Google Analytics のタグを設置してデータを集める
- クライアントサイトのビジュアルデザインを評価する
– ユーザーを追い払うサイトではSEOを行っても意味がありません。ビジュアルデザインがひどい場合は、まずそこを改善します。 - 複数のブラウザでの互換性をチェックする
- 対策を行うウェブサイト用に新しくメールアドレスを作成する
- HTMLのコードを見直し、SEOに関連したタグに最適化させる
- ホームページから主要なページへのリンクされているか
- title にキーワードは記述されているか(個別のページにもそれぞれキーワードを含めて最適のタイトルを設定しているか)
- すべてのページの h1 にキーワードが含まれているか
- テキストにキーワードが含まれているか
- URLの形式は最適化されているか。また、ページを変えた場合、301リダイレクトを設定しているか。
- IA (Information architecture)は最適化されているか。 – 全てのページに3クリック以内にアクセスできるか
- 関連する画像のファイル名や alt タグにキーワードを記述しているか
- 関連する外部サイトへのリンクを設定しているか
- meta description の記述をキーワードを含め、最適化させる
- 会社の住所・電話番号を明記する
- robots.txt を設定する
ウェブサイト外施策
- クライアントサイトを主要検索エンジンのローカル検索に登録する
- 「Yahoo!ビジネスエクスプレス」を利用して、Yahoo!カテゴリの各都道府県のカテゴリ内に登録
- Google ローカル ビジネス センターに登録
- クライアントサイトを業種特有のディレクトリサイトに登録
– アカウントの作成を求められたら、先ほど作成したメールアドレスを使ってアカウントを作成する - 競合サイトにリンクしているサイトにリンクを申請する
- より多くのリンクを得る – スパムサイトに注意。信頼できるサイトからのリンクを得よう。商工会など地域の集まりで無料のサービスを提供しているところも多くあります。
- ソーシャルメディアを利用することが有効かどうか決める – すでにソーシャルサービスを活用しているなら活用したほうがいい
- サイトマップを作成して Google サイトマップなどに登録する – サイトマップファイルを作成してくれるサイト「XML-Sitemaps.com」
- クライアントのサイトを Google の側から考えて最適化させる – Google ウェブマスターツールでの調査結果を参考にする
追跡調査と改善
- 毎月、各検索エンジンでの検索結果(SERPs)を追跡調査する
- 調査結果をシートに記録する – クライアントにSEOの作業内容を報告するためにも必要です
最後に、終わりのない作業として、以下の項目を挙げます。
- 改善を続ける
- リンクを構築し続ける
- 結果を記録する
検索結果(SERPs)での上位を獲得し、競合がいなくなるその日まで、あなたは努力を続けなければなりません。