私自身、たった一つのネガティブコメントを読んだだけですぐに凹んでしまうほどのへタレブロガーなのですが、「ブログにも『好き嫌い』があって当然」であり、ネガティブコメントに対する耐性やスルー力(鈍感力)を身につけなければならないのだな、と思いました。
ブログはブロガーの主観によるメディアなので「好き嫌い」があって当然
『週刊ダイヤモンド 2008年2月9日号の特集』にて、dankogai さんが『本は典型的な多品種少量生産で、しかもい好き嫌いが激しい商品。』とおっしゃられていました。とすると、ブログはブロガー自身の意見によって書かれているので、本に近いメディアだと思った私は、「ブログも好き嫌いが激しいものではないか?」と思いました。
そう考えていたところに、「smashmedia」さんと「304 Not Modified」さんにてタイムリーな記事を見つけました。
ブログがメディアになるのであれば、それは責任編集雑誌に近いとか、そういう個人の主観や立ち位置が前面に出たもので、それを支持するスポンサーが広告を出すんじゃないかということは前にも書いたけど、そのへんの話をした。
新聞との対比で見ると、朝日とか読売は(記者はたくさんいるにも関わらず)朝日って会社の主観がずらずら書いてある。これは仮想人格で、一方のブログメディアはそうじゃなく、実人格の主観メディアである(べき)という話。
ブログによって影響力の差はあると思いますが、ブロガー個人(もしくは複数人のブロガー)の主観によってブログ記事が書かれていることで、そのブログを読む人にも何らかの影響を与えることになります。その影響が時には、読んだ人の気持ちを損なうこともあります。
どんな記事書いたってネガコメ書く人は書くんだよ。
でも、それが正常。
ファンがいてアンチがいて、それで正常な状態。
ファンしかいないなんてむしろそっちの方が異常でしょ。
ブログがブロガーの主観によって記事が書かれていて、誰かがその記事を読む以上、何らかの影響を与えます。その影響がポジティブなときよりも、ネガティブなときの方がコメントなどのリアクションを起こしやすくなります。良い口コミよりも悪いウワサの方が広まりやすいのと同じものだと思います。
したがって、ネガティブコメントが書かれるは正常な状態であり、ブログを読んでいる人がいる証拠、ととらえた方が良い、ということでしょう。
ネガティブコメントを読むのはツライけど、耐性を高めてスルー力をアップさせる
ただ、どうしても、ネガティブコメントを読むのはツラいものです。時には、自分のすべてを否定されたかのようなコメントが投稿されることもあります。
圧倒的多数の反感を買うような記事を書かないということも一つの方法ですが、単なる誹謗や中傷のコメントを除いた、建設的で批判的(クリティカル)なコメントについては真摯に受け止めることも必要です。
そして、一つ一つのコメントに振り回されないよう耐性を高め、「こんな意見もあるんだねぇ」といったスルー力を身につけることも必要です。
ブログを通じて不特定多数の目に触れる以上、ネガティブコメントによって精神的に鍛えてもらっていると考えて、感謝することも必要なのかもしれませんね。
私も精進します。