「Blog Action Day 08」のテーマは「貧困」
日本で生活している時点で「世界の上位1割の富裕層に属している」ともいわれていますが、ここ最近の経済不安などにより、私たちの生活においても少なからず経済的な不安というものを感じているのではないかと思います。
そこで、この機会に私たちの生活において、「お金を貯める」ための7つの簡単なアイデアをまとめました。
生活費を把握する
自分の生活において、1ヶ月にどれくらいのお金があれば生活していけるか、きちんと把握している人はどれくらいいるでしょうか。
家賃、光熱費、食費、交通費、通信費、雑費、etc…..
考えられるだけの金額を書き出して、自分が最低どれだけのお金があれば生活することができるのか、ということをしることがまず大事なことになります。
収入を把握し、その1割を貯金する
自分の必要な生活費が把握できたら、次は収入の把握です。多くの方はサラリーマンで会社からのお給料がそのまま収入となるでしょう。
生活費が収入よりも超えないことは大前提です。生活するために借金をしている状況ならば、お金の使い方を見直す必要があります。
大半は生活費より収入の方が上回っていると思いますので、そこから一歩先に進むために、「収入の1割を強制的に貯金する」仕組みを作ります。お給料が入る講座で強制的に積み立てを行うようにするのです。
収入の1割、1ヶ月の手取り30万円なら3万円となり、高額なイメージがありますが、交際費(飲み代)や雑費を考えると、案外捻出できる金額であったりもします。
もちろん無理強いはできませんが、強制的に使えるお金を制限させることで、お金を貯めながら、限られた生活費の中で過ごす努力をするようになります。
お金について勉強する
私たちは小学校や中学校などの教育を通して、「お金」についてしっかりと勉強する機会を与えられていません。
一方で税金、サービスの利用手数料など、あらゆる所で支出を強いられています。
「お金」について勉強し、その知識を生活に役立てることで、過剰に支出しているお金を減らすこともできます。
税金の控除や保険の見直し、銀行の手数料の無料化、クレジットカードのポイント利用など、いろんな所で出費を抑えることができます。
コンビニ/自動販売機の利用をやめる
コンビニエンスストア、自動販売機というのはとても便利です。24時間365日営業しており、お金を払うことで好きな時に欲しいものが手に入ります。
その便利さと引き換えに、私たちは貴重な収入を手放しているのです。
一度覚えた便利さを手放すのはたえがたい苦痛ですが、コンビニ弁当をやめて自炊したり、自動販売機をやめて自宅でコーヒーを煎れたりしてみてはいかがでしょう。
短期的には時間と労力とコストがかかって辛いものですが、続けることで支出を抑えつつ、身体にもよい影響が得られるかもしれません。(参考『コンビニに行くのをやめて変わった事』)
パソコン、インターネット、携帯電話などの通信費を見直す
私たちの生活における、大きな出費の一つとして「通信費」があります。
インターネットのブロードバンド、携帯電話のパケット通信定額制プランなど、一ヶ月定額料金で使用できるので便利と考えがちですが、毎月その分の使用量を支払っているため、長期的に考えると多額の出費となっています。
また、インターネットを利用するためのパソコン機器、携帯電話の通話料、その他のサービス利用料も考えると1年でどれだけの出費をしているのでしょうか。
今現在使用しているものを見直し、利用サービスプランの見直しを行い、利用していないサービスの利用を停止しましょう。
また、今後パソコン機器を買い替える時も、必要なものを充分検討し、長期で使用できるものを選ぶようにします。
図書館やレンタルサービス、リサイクルを活用する
私たちの生活には「物」があふれています。企業側もあの手この手で私たちを誘惑し、新しい商品を購入させようとします。
その一方で、図書館などの公共施設、レンタルCD/DVD、古着やフリーマーケットなどのリサイクルなど、支出を抑えながら目的のものが得られるサービス、市場もあります。
これらのサービスがあることを知り、うまく活用することも重要です。
無理せず「自分へのごほうび」をあげる
「節約」「倹約」というとツラく、あまり楽しくないイメージがあります。
節約や倹約の目的は「お金を貯める」ことだけではなく、将来の生活に備えつつ、理想の生活を実現させることです。
自分でできる範囲で無理せず行い、時には「自分へのごほうび」を提供するのも大事です。
特に衣食住においては、理想の生活を実現させる良い方法となるため、計画に沿ってごおうびを得ることは、継続へのモチベーションともなります。
また、友人や知人とのコミュニケーションを深めるための「交際」の費用も重要です。
物質的に豊かで比較的安全に過ごせる私たちにとって、家族や友人、同僚などとのコミュニケーションが大事になっています。
お金にばかりに気を取られて、交際を断っていては孤独になってしまいます。人は独りでは生きていません。常に誰かとの関係性を持って生活しています。
しっかりとしたコミュニケーションを行うための交際費なども活用する必要があります。
この中から、できる範囲で実際に行うようにしていくことで、生活が変わっていきます。
この生活改善を通じて生まれる「お金」を活かす方法として、「Kiva」などを通じた「寄付」を行うと良いでしょう。
お金を貯め、お金の使い方を知り、自分の理想の生活を実現しつつ、他の人の支援を行う。このモデルが一人一人で実現されることで、私たち一人一人から「貧困」を救うことにつながるのではないかと思います。