ThinkPad X100e に搭載されている初期OS は最新の Windows 7(Home Premium (32bit))。
最新OS はビジュアルの演出や性能が向上している分、パソコンのスペックにも高いものが要求されます。そのため、デスクトップPC よりスペックが低くならざるを得ないノートパソコンでは、Windows 7での動作がつらくなることがあります。
ThinkPad X100e で Windows 7を動かす場合は、パフォーマンスを優先する設定にした方がよいでしょう。
ThinkPad X100e で Windows 7 を使う時は「パフォーマンス優先」設定に
モニターで届いた ThinkPad X100e にまず、セキュリティソフトやブラウザ、オフィスソフト、Skype などをインストール。そして利用し始めたのですが、通常設定では動作が遅く、そのまま利用するにはツライ状態でした。
「どうにかして動作速度を速くできないか」と思い、確認した設定項目が「パフォーマンスの情報とツール」という設定。
キャプチャを撮り忘れたので参考画像として 日経トレンディネットの記事 より
「スタートメニュー」→「コントロールパネル」を選択し、「表示方法」を「カテゴリ」から「小さいアイコン(または大きいアイコン)」に切り替えます。そして、表示されたメニューの中から「パフォーマンスの情報とツール」を選択。すると「お使いのコンピューターのパフォーマンスの評価と改善」というウインドウが開きます。
そこでは主要なシステム コンポーネント(プログラム)の評価値が 1.0 から 7.9 の間で表示されるのですが、今回使用した ThinkPad X100e の値はプロセッサの項目で 3.1。その他の項目も4前後とあまり高くなく、Windows 7の性能の十分に使うのは難しい数値だと思いました。
そのため、そのウインドウの左側にある「視覚効果の調整」メニューから、設定を調整することに。
こちらもキャプチャを撮り忘れたので参考画像として 日経トレンディネットの記事 より
「視覚効果の調整」を選択すると、以下の4つのパターンから選ぶウインドウが開きます。
- コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する
- デザインを優先する
- パフォーマンスを優先する
- カスタム
ここで「パフォーマンスを優先する」を選択すると、格段に動作速度が速くなりました。ただ、デザインは「”Windows 98″ですか?」と思えるほどのダサいものに……
そこで「カスタム」を選択し、「Aero プレビューを有効にする」にチェックを入れ、その他の項目も調整しました。主に「アニメーション」機能や「影をつける」機能などのチェックを外すと、動作速度が改善された感があります。
Windows 7の機能をすべて活かせないのは残念ですが、ThinkPad X100e の性能や利用シーンを考えると、パフォーマンスを優先させた設定した方が良いでしょう。
使用を始める前に、システムやデスクトップなどの設定をすることをオススメします。
システム・デスクトップなどの設定について、こちらの記事が参考になります。
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