『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』を読みました

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

2007年、2008年に大ヒットした『夢をかなえるゾウ』。

単なる成功法則書、ビジネス書の内容をまとめただけでなく、
ガネーシャという神様キャラクターを活かして笑いにし、
多くの人にあらゆる意味での衝撃を与えました。

 
第2作のテーマは『お金』。

ガネーシャや釈迦に、今回は貧乏神が加わり、
いろんな教えを伝えていきます。

『お金』を通して真の問題を見つけ出す内容

今回の「2」は『お金』がテーマとなっていますが、
「お金の稼ぎ方」や「お金の使い方」に関する教えを説くだけでなく、
お金というものを通じて、より深い、真の問題に迫って解決する内容になっています。

 
私がいくつか印象に残ったものをご紹介します。

「ほとんどの人が他人の意見を聞かへん本当の理由はな、『直すのが面倒だから』やねん。」

「目の前の誘惑を我慢できない人というのは……『楽しみはあとにとっておいた方がより大きくなる』という経験をしたことがないのでしょう。(中略)結局、人は楽しいことしか続けることができませんから」

「子どもの頃、ご両親から『お使いにいってくれたらお駄賃をあげる』とか、『宿題をしたらお小遣いをあげる』といわれたことはありませんでしたか?それが貧乏の始まりなんですよ。そういう形でお金をもらってしまうと、『お金』=『嫌な作業をするともらえるもの』という考えを持つようになります。」

「お金は『嫌な』作業をするともらえるものじゃなくて、『楽しい』ことをするともらえるもの。もらえるお金の量はあらかじめ決まっているのではなくて、お客さんを喜ばせた分だけもらえるもの」

「『言葉』というのは、その人の一番最初の行動」

「自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかります。そうやって欲求をぶつけながら、それでもお互いが喜べる道を見つけていく」

お金で買える喜びはすべて——素敵な服も、おいしい食べ物も、優雅な部屋も、豪華な旅行も——他人が作ったものです。でも、どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができます。お金がなくても、人は幸せになることができるんです」

 
お金があれば解決する問題、お金がないことで自分の中に残る課題、
というものも存在します。

ただ「お金」というものに縛られて、
「お金」を通じて本当に得たいと思っていることを知ることで、
お金にとらわれることなく、新しいことに挑戦していけることも多くあります。

 
前作のように、具体的な方法が教えられているわけではありませんが、
より深く、自分自身の真に迫る内容が書かれています。

「お金」のことで悩んでいる方だけでなく、
今の自分を変えたい、新しいことになかなか挑戦できていない、
という人にもオススメです。

 
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神