人気芸人が一夜限りのコンビを結成してネタを披露する「ドリームマッチ2013」
今年で9回目となるこのドリームマッチ。
今回も新鮮で期待大の新コンビから、
放送事故にならないことを願う新コンビまで10組が一夜限りのネタを披露しました。
「ドリームマッチ2013」ネタまとめ
1. ドランクドラゴン・塚地 × TKO・木本
飲み屋で木本さんお気に入りのいちごちゃんがお休みで、
代わりに木本に付いたのは「デコポン」ちゃん(塚地)。実は44歳のデコポンさん、こどもの養育費を稼ぐために、
夜の仕事でがんばっているのだが……
さすがのネタの完成度と演技力で、トップバッターから楽しめました。
2. 笑い飯・西田 × ジャルジャル・福徳
遭難して無人島に流れ着いた西田と福徳。
漂流して4ヶ月たつのだが、明らかに2人の汚れ方が違う……
わかりやすいネタで、かつ後半の展開も楽しめました。
3. TKO・木下 × サンドウィッチマン・伊達
後楽園ホールで行われたボクシングのタイトルマッチ。
しかし、挑戦者のマンモス木下には明らかな死角が……
ラウンドガールの存在が不思議。
4. ジャルジャル・後藤 × インパルス・堤下
自分のクローンを作っていた後藤。
しかし、大失敗したクローン(堤下)ができてしまい……
速いテンポでリズムよいネタでした。
5. 渡辺直美 × 小籔千豊
宿をやっと見つけた小籔。
しかし空き部屋がなく、相部屋に。そして、その相部屋の相手(渡辺)がとんでもない人で……
ビジュアルと動きと音と、あらゆる面で爆笑できました。
6. サンドウィッチマン・富澤 × バイきんぐ・小峠
小峠組に仕えるサブがカゼをひいて、
なぜか代わりに親父(富澤)が来てしまい……
さすが M-1 王者とキング・オブ・コント王者のコンビという完成度。
審査員の栗原類とローラもお気に入りでした。
7.スギちゃん × たむらけんじ
小学校に通うたむらくんは、なぜか友達ができない。
そこにワイルドなおじさん(スギちゃん)が現れたのだが……
ドリームマッチ初の「一か八か枠」同士の新コンビ。
……視聴者の期待通り(!?)、放送事故レベルのネタになりました。
思わず、松っちゃんも「マヤ文明が言ってたのってこれのことじゃないですか?」とコメント。
(その後、たむけんが「それはマヤ文明に失礼です!」とフォロー)
8. インパルス・板倉 × ロッチ・コカド
最後の敵・ラストドラゴンを倒すことができる武器・ドラゴンバスターを見つけた勇者コカド。
コカドは岩に刺さったドラゴンバスターを引き抜こうとするがなかなか抜けない。
そこに、ドラゴンバスターを見守る老人(板倉)が現れ……
ファンタジーで実用的なコントで楽しかったです。
9. バイきんぐ・西村 × ドランクドラゴン・鈴木
旅番組のロケで地方に訪れた鈴木。
しかし、ロケ担当の加賀おみっこテレビのディレクターの西村が
あまりにも常識はずれで……
普段ネタを書かない2人とのことですが、面白かったです。
10. ロッチ・中岡 × 笑い飯・哲夫
哲夫の勤めるスポーツ店の店内に、
陸上ホッケーのディンプル(ボール)が入ってしまい、
ディンプルを取りにきた高校生(中岡)。しかし、哲夫は陸上ホッケーのことは何もわからず……
コントとしてのおもしろさに加えて、
陸上ホッケーについて詳しくなりました。
即席コンビとは思えないほど完成度が高く爆笑できるネタもあれば、
「これを放送してはマズいでしょ……」というネタもあり、
ハラハラしながら楽しめるのがドリームマッチ。
今年も目一杯楽しませていただきました。
今回の最優秀コンビの勝因は「いい物食べながらネタ合わせをしたこと」とのこと。
いい食事がいいネタを生む、ということでしょうか。
ぜひ、「ドリームマッチ」も DVD や Blu-ray で出てほしいですね。