CSS Nite LP, Disk 8 Session 4「Web制作会社のための、顧客が逃げないGoogle Analyticsレポーティング ~成果アップのための解析「報告」の実践」とって出しレポート

NO IMAGE

「CSS Nite LP, Disk 8『Google Analyticsを使ったWebアクセスログ解析とサイトへの反映』」のとって出しレポートです。
メモ書きそのままの状態でアップいたしますので、内容に間違いなどがあった場合はその都度修正します。
4つ目のセッションは株式会社HARMONY 専務取締役 兼 COO 石井 研二さんの「Web制作会社のための、顧客が逃げないGoogle Analyticsレポーティング ~成果アップのための解析「報告」の実践」です。

Web制作会社のための、顧客が逃げないGoogle Analyticsレポーティング
~成果アップのための解析「報告」の実践

制作会社にとってのアクセス解析

  • 企業担当者が会社からほめられる
  • あなたが担当者からほめられる
  • 提案が通りやすくなる
  • 予算が出やすくなる
  • コンペ負けしない
  • その会社が蓄積してきたものを壊さない!

GAのベンチマークも大切だけど、私たちのベンチマークも大切
すべてのお客様に標準的に解析環境を提供する
ランキングだけでは何もわからない

「サイトグラム」の例

サイトグラム 年間12億PV
分析全体の直帰率 47.5%
半数の人は1ページしか見ずに帰っている
ただし、2ページ以上見ている人はたくさん見ている
2ページ目の離脱率 8%、3ページ目 5%、4ページ目 3%、5ページ目 3%
トップページが一番重要に思えるが間違い。個別ページが入り口になるのが大半。トップページを閲覧開始にしている人は全体の25%

ゴールデンルートの見つけ方

ポーラ化粧品の組織図のように、お客さま→ポーラレディ→役員という上から下の流れにする。
一度に全体を把握するには、表示件数を100以上にして直帰率を見る
改善につなげる解析の見所
上位項目に潜む問題点と下位に隠れている「長所」
入り口回数を大・小、誘導率を大・小に分ける。
改善につなげる解析の見所
キーワードとCVRでも同じこと
Excelを使って、「流入数」と「直帰率」で散布図を作る
軸が対数だと直線的になるのが、ロングテール曲線の特質
アクセス数が多いのに直帰率の高いキーワードの改善と、成約数は多いのにアクセス数が少ないキーワードを伸ばすのが大事。

GAから報告書作成術

月々の報告会、見るべきポイントは?
・全体像
・前月から改善されたポイント ?わが社のおかげで!
?ページのアクセス数向上
?直帰率の改善
?効果的なキーワード訪問数増加
・効果を伸ばすためのポイント
?コンバージョンに後見するページとキーワード
?新規を集めるキーワード
?ゴールデンルートの発見
次の改善すべき課題点
直帰率の高いページとキーワード
サイトの問題点から目をそむけては×
改善はチャンス

・問題点たっぷりのレポート、お客さまに見せられない、というのがおい
・スタートが低いほど「右肩上がり」を演出できる。顧客に感動を与えられる。
改善点のポイントは訪問回数が多く、コンバージョンが低いところを改善する。あわせて、コンバージョンの高いところの流入数をより多くする。
過去のデータと比較するときには、曜日をそろえてグラフを見やすくする。
データの変動が見られるときの確認のため、施策メモをしっかりとる。
※(私的メモ)ここは、「アノテーション」機能に期待
施策分野、内容、URL、リンク先URL、備考でメモを取る。
閲覧開始数の降順で並べ替え、増えたページに色づけ
集客が減っても直帰の下がったページは貴重
集客が増えても直帰が増えているのは無駄な施策?
新規ユーザー率の高いキーワードでの直帰率を抑えたい!
その人たちに、リピーターが多く見ているコンテンツに気づかせたい
リピーターが多く見ているコンテンツを知るのも「アドバンスセグメント」
「閲覧開始ページ」から入り口ルートをみつけ、効果的なコンテンツを探す
ページ別で閲覧開始別のコンバージョン率をみると、どのページを通るとコンバージョンが高いか分かる。つまり、知らなかったゴールデンルートが分かる
リンクは提案。電器屋の店員さん。
電気屋の店員が連れて行くのは商品の前まで。(一番利益の出る商品のところ)
魚屋さんに「今日はこういうネタが入っているけど食べる?」と聞かれると断れない
人間の店員さんにホームページが近づいて行く
石井さん独特の関西弁でとても面白く、わかりやすいセッションでした。

イベントカテゴリの最新記事