2012年 J2 第15節 ジェフユナイテッド千葉 対 ロアッソ熊本

2012年 J2 第15節 ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本

ロアッソ熊本のサポーターになって3年目。
今年も、フクアリ観戦の節となりました。

今回、サッカートークイベント「J2 Talk Night!!」を一緒に開催している
ゆきさん(@yuki0426/ジェフサポーター)たちと一緒に観戦。

友でありながら、敵同士という異様な空気を出しながらの観戦となった。

ロアッソサポーターとなるきっかけをくれた恩人とともに

ゆきさんは、私がロアッソサポーターとなって、スタジアム観戦に誘ってくれ、
ここまでロアッソサポーターとしてハマるきっかけをくれた恩人なのです。

本当は2年前に一緒に行っているはずでしたが、
なんやかんやで3年目にして初めて一緒に観戦することになりました。

もし、2年前に誘ってくれなかったら、スタジアム観戦ももう少し後となり、
今、ロアッソサポーターとして多くの仲間とともに、
ロアッソ熊本にハマることもなかったかもしれない。

本当にありがとう。

 

相変わらず美味いフクアリグルメのツートップ

東京駅から京葉線快速で40分。
ディズニーランドも幕張メッセのドリカムライブも華麗にスルーして蘇我駅に到着。

改札を出るとすでに黄色一色。
駅員さんもジェフのユニフォーム姿。

蘇我駅からフクアリまで徒歩で7分。
迷いようのないまっすぐな道にジェフのサポーターがあふれていた。

フクアリに到着すると、まずはグルメ。

まずは喜作のソーセージ。今年はちゃんとタッパー持参。
材料費の高騰により100円値上げとのことだったが、
値上げ分以上の量がタッパーに詰め込まれる。

次に、サマナラのチキンカレー。
このツートップは相変わらずの美味しさ。

そして、今年はジェフィ焼きもゲット。
いろんな味があったけど、ベタにつぶあんとカスタードをチョイス。
カレーとソーセージで満たされたため、家で食べたものの
ほどよい甘さでこちらも美味しかった。

 

ジェフはスタグルだけでなくプレーも圧倒的にうまかった

フクアリグルメを堪能したころにちょうどキックオフ。

ロアッソは 3-4-2-1、ジェフは 4-4-2 のフォーメーション。
ジェフは前線だけでなく両サイドともに強力。
特に左サイドの兵藤をしっかり抑えることがポイントと思っていた。

序盤は五領、武富が積極的に仕掛け、ジェフゴールに迫る。
惜しいシーンを作るもののゴールは遠い。

 
そして、あっという間に得点が動く。

前半10分、ロアッソの右サイドからマークを外されてクロスが上がり、
ニアであわせられて失点。3バックの弱点を完璧に突かれる。

一気に攻勢に出るジェフ。
19分に中盤の細かいパスワークから、中央を突破され、
シュートコースにしっかり決められ2失点目。

スタジアム全体が押せ押せの雰囲気の中、
21分、がら空きのロアッソの左サイドからクロスが上がり、
あわせられて3失点目。あっという間の出来事に言葉を失う。

 
さすがの展開に、前半から動く高木監督。

31分に福王を下げ、養父を投入。
吉井をセンターバックに下げて、養父がボランチに入り、
何とか中盤でキープできるようになる。

それでも前線にボールを送るものの前を向けず、シュートまでいかない。

一方的な展開で、前半終了。

 
後半開始からチェ・クンシクと高橋が交代。

だが、後半開始直後の48分、ダメ押しの4失点目。
この後、ジェフはスローダウン。藤田、田中、兵藤を下げ、
オーロイ、レジナルド、佐藤勇人を入れて、スタジアムを盛り上げる。

スローダウンした所をロアッソは攻め、
再三シュートを放つも、コースを限定され得点には至らず。

90分攻める姿勢は見せたものの、
ジェフ・木山監督の術中から抜け出せずに 0-4 で敗れた。

 

3-4-2-1 の弱点を徹底的に突かれた試合

今回の試合は、ロアッソの 3-4-2-1 の弱点をしっかり突かれた。

 
まず、3バックの両サイド。

左サイドの兵藤はそこそこ抑えていたものの、
サイドバックの武田、U-23代表の大岩の上がりが加わり、
連動してマークを外され、楽にクロスを上げられていた。

両サイドの市村、片山の裏を取られて、
筑城、廣井が引っ張り出され、中が開く。
空いた中へ藤田や田中に走り込まれて、失点。

安定してきたとはいえ、
ジェフのように確実な攻撃力を持ったチームの前では、
歯が立たなかった。

今の得点力の低さにおいて、失点は致命傷となる。
特にサイド攻撃は今後も狙われるだろうから、
思い切って、4バックに戻すということもアリなのではないか。
 
 
次に、前線と中盤のスペース。

ロアッソは1トップ、2シャドーのシステム。
中盤は、両サイドとタブルボランチ。

中盤から1トップめがけてボールを上げ、落とした所を拾って攻め上がる。
しかし、ボールを拾う役目が2シャドーしかいないため、ほぼ拾えていない。

また、ボールを拾っても、ペナルティエリア内に入る人数が少なく、
シュートまで持ち込めていない。

試合後、ジェフの選手から、
「前線とボランチの間が空いていて、ボールを回すことができた」
というコメントもあり、中盤を完全に支配されてしまっていた。

さらにジェフの攻撃で目についたのは、サイドからクロスが上がる時、
常にニア、ゴール正面、ファーにしっかり3人入っていた。
やはり、ゴール前に人数がいないと、シュートチャンスも増えにくい。

昨日の試合では、五領、武富の仕掛けでいいシーンが作れており、
ロアッソの選手には自分で仕掛けるのが得意な選手が多いため、
もう少し、自分で持ち上がって仕掛けるパターンを増やしてもいいと思う。

台所事情が苦しい所ではあるが、トップ下に1人置きたい。
バランスでいえば 4-2-3-1。原田、藏川、吉井でダブルボランチ、
養父をトップ下に置けたら、と思う。

 
最後に1トップ。

ポスト役が多いため、なかなか前を向けるシーンも少ないが、
やはり、もう少し積極性が欲しい。

おそらく相手も、ボールを持たせても、前を向かせなければ良い、
と思われているのではないだろうか。

現時点では高橋が一番積極性が強く見える。

 
だが少々、システムをいじって、どうにかなるのなら、
すでに手を打っているだろう。

南、藤本、根占、ファビオなど、主力のケガ人も多い。
彼らの復帰も根気強く待つしかない。

 
4失点したものの、選手たちは下を向くことなく、最後までゴールを狙っていた。
だからこそ、試合終了後、ゴール裏のサポーターは拍手で迎えた。

 
ゆきさんは試合後、

ジェフの選手たちはたくましくなっていた。
当たりも強く、いい意味でズルくなっていた。

と言っていた。まさにそのとおりだった。
ジェフも J1 に復帰するために必死だし、レベルアップしている。

昨日は、今まで見た2年よりも強いジェフだった。
だからといって、ロアッソがJ1昇格をあきらめるわけにはいかない。

次は首位の山形戦。勝ち点差は21にまで広がっている。
はるか高みの位置に思えるが、ピッチに立てば同じ位置。

やるべきこと、目指すべきゴールは変わらない。
ホーム KKWING で得点し、無失点に抑え、山形に勝利する。
その結果に向けての道のりを歩むだけだ。