ロアッソ熊本の2010年シーズンを振り返る

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ロアッソ熊本 2010年シーズン

ロアッソ熊本の2010年シーズンも全日程が終了しました。

攻撃力アップが課題

ロアッソ熊本の2010年シーズン、最終結果は 36 戦 14 勝 10 敗 12 分の勝点 54。39 得点、43 失点で得失点差 -4 の 7 位。

2009年の 51 戦 16 勝 25 敗 10 分・勝点 58 の 14 位からすると、大きく負け数を減らし躍進することができました。

その要員としては、2009年シーズンにリーグワースト 2 位の 82 失点を喫していた守備が改善されたことが挙げられます。1試合平均の失点数が 1.60 から 1.19 に大きく減少。3 失点以上の試合も 13 試合から 4 試合にグンと減らすことができました。

一方課題として残ったのは得点力。36 戦で 39 得点、1 試合平均 1.08。スコアレスドロー( 0 – 0 )の試合が 5 試合、完封負けが 8 試合。カウンターでの速攻やサイドからの攻撃、セットプレーなど、得点力を高めることが来季に向けての課題の一つといえます。

ビハインドから巻き返す力を

ホーム・アウェイ別の戦績は以下の通り。

  • HOME – 8 勝 5 敗 5 分
  • AWAY – 6 勝 5 敗 7 分

ホームでは勝ち越し、アウェイでも負けない力はついてきました。ただ、「勝てる試合を引き分けにした」という言葉があったように、第9節ホームでの鳥栖戦、第18節アウェイでの北九州戦、第36節アウェイでの大分戦など、勝つ力を高めていかなければなりません。

次に、先制した時と失点した時の戦績をまとめてみました。

  • 先制した試合 – 14 試合 11 勝 0 敗 3 分
  • 失点した試合 – 17 試合 3 勝 10 敗 4 分
  • スコアレスドロー – 5 試合

先制した試合は 14 試合あり、11 勝 3 分と負け無し。守備が改善されたことで、「先制すれば負けない」という安心感が得られるようになりました。

ただし、完封勝ちが 6 試合で、試合終了間際に失点したり同点に追いつかれたりするもったいない試合が何試合かありました。特に先に書いた第9節ホームでの鳥栖戦、第18節アウェイでの北九州戦は後半ロスタイムでの失点による同点ということで、この2試合で勝点4を失ってしまっています。

「しっかりとゲームを締める」ということもJ1に上がって戦っていくためには必要です。

また、失点した試合は 17 戦して 10 敗。うち完封負けが 8 試合。スコアレスドローに終わった試合を含めると、無得点試合は 13 試合。

サッカーは「点を取られなければ負けない」のですが、「点を取らなければ勝てない」のも事実。失点した状態から、どのようにして得点を取っていくか、攻撃のバリエーションを増やし、得点力を高めなければなりません。

ビハインドの状態からいかに点を取って同点にし、逆転して勝つ試合を増やすか。どのチームにもいえることですが、非常に重要な課題です。

ロアッソとして、この課題を克服する方法を、GK南選手がブログにて書いてくれています。

最終戦 – 南雄太オフィシャルブログ』より

もちろんフォワードの選手が点を取る事がベストですが、ボランチを含めた2列目の選手がもっともっと点を取れるようにならなければこの数字は増えてはいかないと思います

あとはセットプレーでの得点が少ない事も要因のひとつかなと感じます

そしてもっとボールを保持する時間を増やし、ディフェンスからビルドアップしながら崩すという事

つまりもっと攻撃する時間を長くし守備をする時間を減らすという、いたってシンプルな事です

そうすればフォワードや前めの選手の負担はかなり減ると思いますから

現状では取ったボールをすぐにミスパスしてしまう場面が多くなかなかロアッソがゲームを支配する時間が相手より多いという試合が少ないように感じます

こういった(先制された)試合をどういう結果で終わるのかが重要で

強いチームは逆転して勝ちきるだろうし、うちのチームのようになかなか逆転勝ちができないチームはポイントを失っていく

というような感じでだんだんとそれが差になっていくんだと今年1年やっていてすごく感じました

どんなチームだっていい時ばかりじゃないし、悪い時期だって必ずあります

そういう悪い時に勝ちきれる強さみたいな部分がまだまだ足りないのかなと思います

それにはリードされても慌てず折れない強いメンタリティーと自分たちへの自信がもっともっと必要なのかなと思います

いたってシンプルなようですが、実際にやるのは難しいことでもあります。これはすぐに身につけられることでもないので、オフやキャンプ、来季のシーズンを通して身につけていってもらうしかありません。

私たちサポーターは、選手たちを押し上げる力となるようにしていかなければなりません。

また、たとえ先制されたとしても、選手たちと同様に「慌てず折れない強いメンタリティーと自分たちへの自信」を身につけていくことも必要です。

今季、前評判を覆して躍進したことを自信に変え、また慢心せずに挑戦することを続け、たとえ失点しても選手たちを信じて応援し続けるようにしていくようにしたいと思います。

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