本気で英語をマスターするために必要な3つの要素

本気で英語をマスターするために必要な3つの要素

英語や英会話、マスターしたいと思いませんか? 私はマスターしたいと思う1人です。
英語の文献や資料をすらすら読み、世界中の人とコミュニケーションをとり、バリバリ仕事をこなす、なんて姿は憧れます。

「3か月で英語が使えるようになる学習法7選」
「圧倒的に英会話が身につく勉強法まとめ」
「これなら続けられる英語学習アプリ25個」

なんて記事を見てはやってみて、だけど続かずに挫折。そんなことの繰り返しです。

一方、Web制作や糖質制限、マラソンは自然と身につけることができました。

「この違いは何だろう?」と思い調べた所、スキルを身につけるためには、3つの要素が必要だということを知りました。

スキルを身につけるために必要なのは「学習」「経験」「フィードバック」

アメリカのリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社の調査で、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに「どのような出来事が役立ったか」について尋ねたところ、以下のような結果が得られたそうです。

  • 70%:Experiential learning(実際の経験)
  • 20%:Social learning(他者からのフィードバック、コーチング)
  • 10%:Formal learning(座学、研修)

これは「70:20:10の法則」として、人材育成をする際のフレームワークとして取り入れられています。

最も多い70%を占めるのは「実際の経験」。経験から学ぶものが多いということは、多くの人が体験したことがあることでしょう。「習うより慣れろ」とは良く言われているものです。

私もスキルが身に付いたと強く実感できたのは、仕事などで実際に経験した時が多いと感じています。

他者からのフィードバックやコーチングなど、人との関わりによる学びが20%を占めていることも重要です。自分では正しい方向に進んでいるように見えても、周りから見たら大きくコースを外れていることもあります。

私自身、1人で仕事をしていた時は行き詰まってしまうことがありました。そんな時、仕事仲間に相談することで、解決策が見つかるということがありました。

英語を身につけるなら英会話スクールやオンライン英会話などで講師の先生から指導を受けるのが一番手っ取り早いでしょう。

英語を学び合う友人にフィードバックをもらっても良いですし、実際にコミュニケーションを取る相手の反応から学び取ることもできます。

座学や研修によって身に付いたというのは10%。畳の上で泳ぐ真似をしていても、いつまでも泳げるようにはならない、と考えるとわかりやすいでしょう。

ただ、10%しかないといって、軽視して良いということでもりません。何事も正しいやり方、正しい知識を得ることは、スキルを身につけるための最短距離となります。

そしてこれらは独立したものではなく、すべてが関わりあって成り立ちます。正しい方法を学び、実際にやってみて、他の人からのフィードバックも得ながら学ぶ。

学習と経験とフィードバックが揃うことで、効率的にスキルを身につけていくことができます。

この3つの要素は英語に限らず、プログラミングやスポーツ、楽曲、筋トレなど、他のスキルでも同じようにあてはめられるものです。

ぜひ、身につけたいスキルがある方は、学習・経験・フィードバックを揃えて効率よく身につけていきましょう。

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