なぜ「お雛様をはやく片づけないとお嫁に行き遅れる」のか

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今日は3月3日の「ひな祭り」。
IT社会になった今でも、女の子がいる家庭の多くではひな壇が飾られていることでしょう。

ひなまつりとは『日本文化いろは事典』によると、

3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。

とのこと。もともと、厄除けのために行うものだったのですね。

さて、雛祭りでよく聞くのが「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れる」というもの。

本当かどうかはわからないのですが、なぜそういう風に言われるのか、All About のコラムで解説されていました。

「お雛様をはやく片づけないとお嫁に行き遅れる」と言われる理由

お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れる? – ひな祭り | 雛人形 ひなあられ 雛飾り 蛤 – All About』によると、お雛様をはやく片づけないと行き遅れる理由として、以下の3つがあげられています。

  1. 厄払い説:雛人形は厄除けのためのものなので、厄や災いを移さないように、早く片づけて災いを遠ざけるため。
  2. しつけ説:きちんとした女性として育てるため、片づけをしっかりできるようにさせるため。
  3. 結婚象徴説:雛人形は婚礼の様子をあらわしており、『早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」。』となぞらえている

どれも納得できる理由で、特に『結婚象徴説』は上手いですね。

また、時間がなくて3日以降片づけられないという人のために、

すぐにしまえない場合、お雛様を後ろ向きにして飾り「お帰りになった」「眠っていらっしゃる」と解釈する方法もあります。

というの方法も紹介されていました。ご参考まで。

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