日本人は「食べ過ぎ」ているか?

2007年はものすごい量の料理を美味しくきれいに食べる「大食いタレント」のブームとあわせて、「メガマック」や「メガ牛丼」などの”メガ”メニューが流行した1年でもあったと思います。それまで長く続いてきた「ダイエット」や「健康志向」に対する反動で起こったことの一つであったのかもしれません。
その一方で日本は「飽食の社会」とも言われています。街にはいろんな料理があふれ、毎日大量の残飯が捨てられています。平成11年(1999年)のデータになりますが、「第1回食生活指針検討委員会配布資料 – (4)食べ残しや食品の廃棄」によると、『供給熱量と摂取熱量の差が約630kcal(供給純食料の24%:平成9年度)』とあります。約4分の1が食べ残しや賞味期限切れとして捨てられているそうです。
『総合的に食品廃棄の実態を調査したものはない』そうですが、10年たった今でもほぼ変わっていないとすると、相変わらず4分の1は捨てられていることになります。

国内生産の食料だけのメニューとは……

『もし食料輸入がとまったら 東北大で国内生産だけの食堂メニュー – MSN産経ニュース』によると、『日本の食糧自給率39%』ということで、食料の6割強を輸入でまかなっています。食料のすべてを国内生産でまかなおうとすると今食べられる大半の料理が今後食べられなくなり、全体量も減るため物価も高騰し、食生活が一気に危うくなります。これは極端な例ではありますが、今後起こりえないとは限らない状況として知っておいたほうが良いかもしれません。
『「いちばん身近な『食べもの』の話」について』というページにて、国内で生産されている食料だけで、1日の必要摂取カロリーを摂取するメニューが紹介されていますが、ご飯と芋、漬物、魚、果物少々と、現代の食生活に比べるととても質素で物足りない印象を受けます。毎日普通にしている「お肉が食べる」「お腹いっぱい食べる」ということも難しくなります。ひとまず、当たり前に毎日の食事ができることに感謝する必要があります。

1日の必要摂取カロリーから考えると、食べ過ぎている?

サラリーマン、サラリーレディのための正しい昼食講座 : 富士通』によると、『成人男性の1日の必要摂取カロリーは2500 kcal、成人女性の1日の必要摂取カロリーは2000kcal』と書かれています。
また、ダイエットしたい方向けに「簡単!カロリー測定 – @niftyダイエット:特集」で計測してみると、身長160cmの方の1日の摂取カロリーの目安は1408kcalと出ます。
必要摂取カロリーは、一人ひとりの年齢・体重・生活習慣によって個人差がありますが、私も含め、大半の人は必要以上のカロリーを摂取しているのではないかと思います。

2008年は「腹八分目」を標準にする

今年は「腹八分目」を目安に必要摂取カロリー、栄養バランスにあわせた食事をとるような生活にしていければと思います。
お昼ごはんなどをお腹いっぱい食べると午後に眠くなりやすくなるのですが、腹八分目であれば眠気も襲ってきにくくなります。また、適切な量を食べているのでダイエットの必要もなくなります。多くの方が取り組めば、調理のために必要な食料も減り、残飯などの廃棄量も減り、コストダウンにつながるかもしれません。
自分の食べたいものをお腹いっぱい食べることも嬉しいことですが、長期的にみて健康でいるためには、毎日の生活にあわせた適切な量、栄養バランスを考えて食事することが大事なのだと思います。今後、毎日に食生活を考え、管理し、提供してくれるようなサービスがあると受けるかもしれません。
まずは自分管理から。私の経験では「腹八分目」にするにはよく噛んで、時間をかけて味わって食べるようにするとお腹いっぱいになりつつも、食事の量は減らせます。その他にもよい方法があれば教えていただければと思います。