水琴窟(すいきんくつ)の音、聞いたことありますか?

水琴窟(すいきんくつ)

以前、仕事で浜松に訪れたとき、「旅籠紀伊国屋」という所を案内していただきました。
この「旅籠紀伊国屋」のある新居町(あらいまち)は、江戸時代の関所の一つ「新居関所」があった宿場町です。ちなみに「新居関所」は日本で唯一現存する関所建物とのことです。
この旅籠紀伊国屋の中庭に「水琴窟(すいきんくつ)」と呼ばれるものがありました。


「水琴窟(すいきんくつ)」とは、日本庭園の装飾の一つで、底に小さな穴がある瓶を逆さにして埋め、穴から落ちる水滴の反響音が琴のように聞こえる仕掛けです。
» 水琴窟 – Wikipedia
竹筒を水琴窟に差し込み、縁側から聞けるようにしてあります。上のイメージ画像では縁側の下に水琴窟がありそのまま聞けるようになっています。
水琴窟の音は、水滴が落ちる「ぴちょん」という音が響き「ぴ(ち)ょーん」という感じの、言葉で表しにくい不思議な音ですが、とても心地よく、しばらく聞いていたい感覚が得られます。
水滴が落ちるときの音を徹底的に演出して「楽しめる仕掛け」にした方は素晴らしいですね。この水琴窟の音を聞いた宿泊された方は、疲れを癒し、目的地への旅立ちの活力になっていたことでしょう。
京都のお寺や庭園などに設置されていることが多いようですので、見かけられた方はぜひ一度、聞いてみてください。
参考)
» 新居宿旅籠紀伊国屋資料館:静岡県新居町
» +siokaze通信+ | 水琴窟