「おくりびと」、第81回アカデミー賞 外国語映画賞受賞!

今日、第81回アカデミー賞の授賞式が行われ、納棺士の仕事を描いた映画「おくりびと」が外国語映画賞を受賞しました。
日本映画は、これまでアカデミー賞外国語映画賞に12作品ノミネートされ、初の受賞という快挙となりました。

「納棺師」というあまり聞き慣れない仕事

私は「おくりびと」を昨年末に観ました。

遺体を整え、化粧を行い、旅立ちの衣装を着せて棺に納める仕事をする「納棺師」。
念願のチェロ奏者になった途端、オーケストラが解散し、高価なチェロを購入したときの莫大な借金だけが残ってしまった、主人公の大悟。
故郷の山形に戻り、少しでも給料の高い仕事を探していた所、ふとしたことから「納棺師」の仕事を始めることになる。
しかし、遺体を取り扱う仕事でケガレのイメージも強く、周りの人からのイメージは悪く、妻からも避けられてしまう。
それでも「納棺師」という仕事に真摯に向き合い、次第に周りの人にもその姿勢が伝わっていく……

「納棺」を見届けるのは、故人の家族や近い親戚など、ごく近い人に限られるかと思います。そのため、私たちは「納棺」について、あまり知る機会がなく、この映画を通じて「納棺師」という仕事をする人のことを知ることができたのも良かったです。
大切な人との別れが訪れた家族のためにも、旅立ちの前に体をきれいにして整えていく納棺士。納棺が終わった後、多くの人が納棺師に「ありがとう」と伝えるシーンがありました。
観客年齢層は高齢の方から若いカップルまでと幅広かったです。作品に興味があった方の他、身近な人を亡くされた事のある方も多いのかと思いました。私も映画を観ながら、中学校の時に亡くなった祖父のことを思い出したりしました。
納棺という「大切な人との最後の別れ」を演出する仕事を通じて、家族や友人など大切な人とのつながりを改めて考えさせる作品でもありました。
「おくりびと」は「丸の内ピカデリー」など、全国の映画館で公開されています。
「おくりびと」公式サイト
おくりびと 上映映画館-MovieWalker:ムービーウォーカー
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おくりびと 予告篇