『RTCカンファレンス Vol.28「ブログ限界論」』の終了後、懇親会にも参加してきました。
以下、懇親会場での話題に関する個人メモです。
お酒が入った席で、メモを一つもとっていないため、内容におかしな部分があること、あらかじめご了承ください。
・「ガ島通信」藤代さんの意見
「アルファブロガーが影響力あるのはわかる。今回のイベントのように人を集められることも知っている。
で、そこで聞きたいのは、『それで、一体何したいねん？』ということ」
・KNN神田さんが今年夏の参議院選挙に出た時、ブロガーたちの反応は冷ややかだと感じた。もっと、盛り上がるかと思っていた。
参考）『KandaNewsNetwork: 参議院選挙に出馬してわかったいくつかの事』
・「スイーツ」のことを「スイーツ(笑)」って笑っているだけではダメ。
本当に賢い人は、「スイーツ(笑)」と言っている人たちのことを理解して、
その人たちが満足するものを提供し、マーケットを生み出している。
・10億円持っている人を10人動かすか、1万円持っている人を100万人動かすか
・一般の人たちは「新製品の○○を食べた」「昨日のTVを観た」「○○を買った」という内容の
記事を書いているのがほとんどでは？
・女性で”アルファブロガー”と呼ばれる人がほとんどいない?
”女性のアルファブロガー”→「きっこ」、「渡辺千賀」さん、「信託大好きおばちゃんのブログ」、
「カナダde日本語」、「会社法であそぼ。」、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」
しょこたん? 若槻千夏? 眞鍋かをり? ともさかりえ? ＝”ブログの女王”?
・Ustreamなどを活用して、生中継番組を作れないか?
（ひたすら東京農大の「大根踊り」を中継。箱根駅伝20大学全中継。）
今後、”アルファブロガー”は「人を動かす」ブロガーになって欲しい(かも)
最後に、お隣の席に座らせていただいた保田さんに対して提案させていただいたことを書いておきます。（保田さん、一方的に喋りまくってしまい、申し訳ありませんでした。）
”アルファブロガー”が、読者に対する影響力を持っているのであれば、
今後、”アルファブロガー”は「読者を動かす」記事を書いてほしい。』
すでにある事例としては、「100万人のキャンドルナイト」「打ち水」「ホワイトバンド」など。
ブロガー（ではないかもしれないが）では、『夢をかなえるゾウ』を書かれた水野敬也さんが「人を動かす」書き方が上手い。
参考）『書評：夢をかなえるゾウ（プレゼント付） | IDEA*IDEA』
『夢をかなえるゾウを読んでニヤニヤしながら靴を磨きました : akiyan.com』
・書評を書いて「この本は読んでおくべき」→ 読者が本を買う
・食事に行ったお店の感想を書く「ここのホルモンは一度食べておくべき！」→ 読者がお店に食事に行く など。
その他、”アルファブロガー”として持っている影響力を十分に活かし、ブロガーさんがそれぞれ考えている方向へ読者を導いていく記事を書いて欲しい。
その結果、ブロガーの目指す方向へ社会が進んでいけば良いし、読者もブロガーの意見を取り入れたり、自分の意見を述べていくことでブログを通じたより良い社会作りが進められていく。
ブロガー一人一人が信念などを持って、目指すべき方向へ読者とともに進んでいくために呼びかけ、人を動かすようになってくれれば良いのではないか。
ということです。
もちろんこれは、”アルファブロガー”に限らず、ブロガー全員に共通することだと思います。
「ブログは自分自身へのメモ」という域を超えて、多くの人の目に触れるのであれば、読者に対してどのようになって欲しいか、具体的にどのような行動をとって欲しいかを示し、行動してもらえるようにブログ記事を書いていく必要があると思います。
本を買う、レストランを予約する、選挙に行く、1日電気を消す、打ち水をする、グッズを買って慈善事業に参加するなど、誰でも参加できることでも大勢の人が参加することで大きな力になる活動などを働きかえ、より良い社会作りの一躍を担ってほしいと思います。
もちろん、その大きな力を「悪い」方向へ使うこともできてしまいます。表面的に良い行動に見えても、結果的に全体が悪い方向へ進んでしまう事や、一部の人だけが利益を独占してしまうこと、活動内容が不透明なものなどについては、厳しく見極める必要もあります。
ブロガー一人一人、読者一人一人がブログ記事を書く力、読み取り理解する力を身につけ、自分のなすべき行動を正しく判断できるようにならなければと思いました。