「リアクションブロガー」になるか、「アクティブブロガー」になるか。

「リアクションブロガー」か、「アクティブブロガー」か。

「人気ブログになりたい!」という願望は、ほとんどのブロガーが持っているものではないかと思います。ブログを続けていく上で、アクセス数が増え、フィードを登録してくれる読者数が増え、コメントやトラックバック、ブックマーク数が増えていくのは一つの励みになります。
その「人気ブログ」になるための”セオリー”というのもいくつか存在するのですが、その”セオリー”に対する従い方もそれぞれのブロガーで自己分析し、それぞれのブログのスタイルを確立させていく必要があります。

「人気ブログになるためのセオリー」

「人気ブログ」の指標としては、アクセス数(ユニークユーザー数・ページビュー数)、フィードの登録読者数、コメント数、トラックバック件数、ソーシャルブックマーク登録数などがあります。
これらを増やすにはまず「アクセス数」を増やすことが第一であり、ブログへの「アクセス数」を増やす貯めの「王道」ともいえるセオリーが存在します。

 「ネタが腐らないうちに書く」はブログの一大セオリーだ。これを一歩発展させれば、ホットなトピックにいち早くからむ のが人気ブログの秘訣といえる。

 公開されて間もない、話題になりそうなエントリを見つける。そして火がつく前に記事で取り上げ、トラックバックやブックマーク・コメントなどで言及する。

 すると紹介した元の記事がSBMやニュースサイトなどで一斉に取り上げられた時点で、その記事と同時にあなたの記事も多くの人の目にふれる。

 なんだか他人のフンドシで相撲を取るような話だ。だけど人気ブログの筆者は狙ってこれをやってるんじゃなく、自然にふるまうとそうなるのである。

ホットな話題にリアルタイムでからむブログ力 – すちゃらかな日常 松岡美樹』より

より具体的な方法として、前回の『ブログの参入障壁は高くなっているか?』で書いた方法があります。

  • 「はてなブックマーク」の「注目のエントリー」に入った記事のことを書き、トラックバックする
  • 「アメーバニュース」や「イザ!」など、コメントできるニュースサイトにひたすらコメントする

もちろん、これらの方法を機械的に行うだけでは「スパム」とか「アクセスこじき」と思われてしまいますので、ブロガー自身の興味・関心のある話題だけに限定したり、ブログの内容にあわせて記事を書いたり、コメントする必要があります。
この「ホットなトピックにいち早くからむ」ブログを「リアクションブロガー」と呼ぶようです。この「リアクションブロガー」について、『リアクションブロガーとアクティブブロガーの違い at ブログヘラルド』という記事にて紹介されています。

私は、彼女にブログに投稿しているニュースのことをしっかり考えているか尋ねた。

彼女は考える時間がないことを認めた。起きてから、フィードを読んで、記事を書いて、シャワーを浴び、仕事場に向かうまで1時間しかないそうだ。働いているときでさえ、何か興味深いネタがあれば、密かにフィードを覗いては、素早くブロック引用し、リンクを貼り、ブログに掲載しているそうだ。家に帰るとフィードを再び確認して、コンピューターの画面を見ながら食事を取り、ブログに加える新しいニュースを探しているようだ。

彼女はニュースに反応して投稿するリアクションブロガーだ。皆さんも彼女に似ているだろうか?

リアクションブロガーは本能に任せてニュースをコピー&ペーストし、恐らく直感的な感想と第一印象を記事に加えているのだろう。

リアクションブロガーの体内にはアドレナリンが満ち溢れている。ニュースに一番初めにたどり着き、常に先頭集団として口火を切ることを誇りに思っている。まるで最前線のジャーナリストのような生活をしているのだ。

とてもエキサイティングな生活だ。

はてなブックマークの「注目のエントリー」や「アメーバニュース」などのフィードを登録し、更新されたら即座にリンクを張って言及する。また、頻繁に「注目のエントリー」に上がってくるブログや、ニュースに取り上げられやすい芸能人・有名人のニュースをアラート通知する設定を行い、通知が着たらすぐにブログを更新する。
注目度の高い話題に対してすばやく「リアクション」することで、多くの人の注目を集めることができるということです。
しかし「リアクションブロガー」は、常に最新の記事にいの一番に反応しなければならないという自分に対するプレッシャーや、スピードが求められるゆえに話題に対して深く言及できず、後から読み返したときの記事に対する満足度に関する疑問があります。
最初のうちは、すばやく「リアクション」することでアクセスが増え、読者も増え、満足度も高まっていくのですが、次第に「リアクション」に対するプレッシャーが強くなり、更新スピードの高速化の上限が見え、満足度が得られなくなり、次第に「ブログを更新することが疲れる」ようになってしまうこともあります。

ある程度「リアクション」できたら、「アクティブブロガー」になってみる

最初のうちは「リアクションブロガー」として、ホットなトピックに対する言及速度を高め、ブログ更新スピードを高めるようにすると良いでしょう。ニュースを仕入れ、頭の中で記事を構成し、タイピングして記事を作成する、という「絶対的なブログ更新スピード」を速くしておくことにこしたことはありません。
そしてある程度、ブログ更新スピードが速くなり、自分のブログスタイルができてきたと感じたら、「アクティブブロガー」へとシフトチェンジしてみるのも良いかと思います。
「アクティブブロガー」というスタイルについても、『リアクションブロガーとアクティブブロガーの違い at ブログヘラルド』という記事にて紹介されています。

私の友達の一人に自分のことをアクティブブロガーと呼んでいるブロガーがいる。彼女が投稿するかしないかは彼女のハート次第だ。彼女はブログに投稿するトピックについて長時間思いを巡らせ、言葉にする前に、別の考え方やスタンスについても考慮するのだ。

アクティブブロガーは主導権を掌握している。彼らは物事を深く考え、その件について他の人達が伝えていることを確認し、それから伝えるべき「正しい」ことを思い浮かべる。ワクワクするようなプロセスではないものの、考えを練るタイプの人にとっては、満足できるプロセスである。

ブログは(ビジネスブログであっても)自分がやりたくてやっていることであり、誰かに「更新しろ!」と強制されて行うものではありません。自分のブログに投稿する記事に関して「主導権」をしっかりと見極め「どのような記事を書いていくか」というスタイルを作り上げていくことは、ブログの熱烈な読者、ファンの数を増やしていくための重要なステップにもなります。

多くブクマを集めているブロガーは、注目されているエントリに対して言及する早さがすさまじい。すぐに自分の意見が表明できるようだ。それは、過去に言及したことが蓄積され、すぐに提供できる状態に熟成されていたからなのだと思う。

『言及力の蓄積 – The Home Run Show』より

「人気のあるブログ」のブロガーさんは「絶対的なブログ更新スピード」が速いので、注目されているエントリーに対する言及スピードも速いものです。ただ「リアクションブロガー」と異なるのは、それぞれ人気のあるブロガーさんが取り上げるトピックの種類が異なっていることです。
あるブロガーさんは政治・経済・金融ネタに言及し、またあるブロガーさんはIT・ウェブ・プログラミングに対して言及し、また違うブロガーさんは芸能関係のネタにいち速く反応されます。
「はてなブックマーク」という(IT系に強い人・ギークと呼ばれる人が多い、など)ある特定の分野のユーザーが集まっている所での話題であることや、いろんな話題が「注目のエントリー」というフラットな場所に一緒くたにされて入れられていることで「人気のあるブロガーって、何でもすぐに言及していてスゴイ」と思っちゃいそうにもなりますが、実はそれぞれの得意分野や興味・関心のある分野だけに言及しているに過ぎません。
まず「絶対的なブログ更新スピード」を高め、それぞれの「得意分野や興味・関心のある分野」に言及していくことで、次第に「人気のあるブロガー」になっていくのだと思います。

そして「リアクションブロガー」になるか、「アクティブブロガー」になるかをブロガー自身で決めていく

「リアクションブロガー」と「アクティブブロガー」について、どちらが良いとか悪いとか言うのはありません。ブログヘラルドの記事でも『両方のタイプのブロガーが求められている。ブロガーとしてどちらになりたいのか、そして、どちらになるべきかということを真剣に考える必要がある。』と書かれています。
自分や読者が興味・関心のあるニュースに対してどんどん反応し続ける「リアクションブロガー」であってもいいでしょうし、時事問題に対して自分なりに深く考えてから言及する「アクティブブロガー」であっても良いでしょう。
毎日5件、10件、30件と更新される人気ブログもありますし、1週間に1件とか2週間に1件ぐらいしか更新されないのに読者数が増え続けているブログもあります。
いずれにしろ、自分の記事に対して満足し続けられるブログの更新スタイルを、ブロガー一人ひとりが確立していければ良いのだと思います。「人気のあるブロガー」さんのイメージに振り回されることなく、しっかりと自分なりのブログスタイルを確立させていくようにしましょう。