趣味レベルで「プログラミング」を身につけるにはどうすればいいか

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趣味レベルで「プログラミング」

プログラムっておいしいの? – iGirl』を読んで。
「仕事」レベルとまで贅沢は言わないケド、趣味レベルくらいプログラムができるといいな、と思われたことのある方は(私も含めて)多いはず。
コメントやトラックバック、はてブコメントで、「Perlがいいよ」とか「簡単なPHPがおすすめ」とか、「スイーツ女子に群がるヤツ乙」とか、「まず、手ェ動かせ。」とか、いろいろな意見があるけど、一番重要なのは、このくだりじゃないかなと思った。

私の場合、言語選択の前に「これだけは身につけろカス!」ってものがある気がします。それが何なのか分からないの。どんな顔すればいいかも分からないの!

「美味しいケーキが作りたい」というより「お料理ができるようになりたい」

dankogaiさんが「プログラムは料理すること」と書かれているように、プログラミングは料理を「すること」だと思います。
多くの方が「作りたいものがあれば、プログラムを習得するのは早いよ」とアドバイスされていますが、それ以前に「どういうものを作れるのかがわからない」という状況ではないかと思います。
母親が料理をしていて、いつの間にか煮物や焼き物、お惣菜などが食卓に並んでいくのを見て、「私もお母さんのように料理ができるようになりたい!」と思いながらも、「どうやったらいいのかがわからない」と悩みます。
そして、実際に「私もお料理をしてみたい!」と言ったときに、「肉じゃがが作れるようになりたい!」とか「ハンバーグを作りたい!」ということではなく、「お料理ができるようになりたい!」という感じであり、「それじゃあ、教えようがないよ」と邪険にされてしまう、という感じではないでしょうか。
包丁の使い方や火の取り扱い方などの調理器具の使い方や、「調味料のさしすせそ」などの調味料の種類や使い方を覚える必要があるのではないか、というのが『言語選択の前に「これだけは身につけろカス!」ってもの』という所にあたるのではないかと思います。

まずは「お母さんのお手伝い」から始められると近道かも

「とにかく手ェ動かせ!」という方々は、大根のカツラ剥きから地道に初めて、料理長も務める職人さんたちなのだと思います。だからこそ、「素人のプログラムを撒き散らすんじゃねぇ」とか、「技術者はいちいち女のシリ追っかけんじゃねぇ」と仰られるのだと思います。
確かにそれもわかるのですが、「お料理ができるようになりたい」という方の希望を容赦なくつぶしてしまうのもいかがなものかと思います。「仕事」レベルのプログラムができなくとも、「趣味」レベルのプログラミング能力を身につけ、プログラムの仕組みを理解している人が増えていくことは、今後のWeb制作においても有益なことだと思います。
本やインターネット上の情報をもとに独学でコツコツ学んでいっても良いでしょう。その場合、包丁で指を切ってしまうなどの失敗を幾重にも踏まえながら、成長していきます。
もし、周りにプログラミングに強い方がいらっしゃれば、その方に包丁の使い方から学んでいくと良いでしょう。料理を始めるときに「お母さんのお手伝い」から始めるような感じです。
近くに評判の良い専門学校があれば、そこに通学するのも一手です。具体的な料理の流れを教えてくれるだけでなく、同じレベルの仲間を見るけることもできます。
どの言語が「おいしい」かどうかは、その先生次第でしょう。もの凄く腕の良い先生に習うことができたなら、和食だろうと、洋食だろうと、中華だろうと、ケーキだろうと、美味しい物が作れるようになるはずです。
「絶対に和食をマスターしたい!」(Rubyのプロになりたい!とか?)という希望が無ければ、前に誰かがブログに書かれていたのですが、
「周りに使っている人が多いものを選択すればいい。
 そうすればわからなくなったときに、すぐに質問できるから。」
という基準で言語を選ぶこともできます。
私はゆとり男子(笑)なので、独学で、指を包丁で切り切りしながら、身につける方がよさそうですが、周りに助けてくれる方が多くいるという素晴らしい環境なので、おおいに頼りにして、美味しいプログラムを作れるようになっていただけることを期待したいと思います。

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