何もしていないのに1ヶ月で7kgやせた話

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身長・体重

ウソのようなホントの話。

64kg(2012年12月中旬)から57kg(2013年1月中旬)になりました。
(上の写真からいうと、2週間で4kgやせてしまいました。)

しかし「1ヶ月で7kg」もやせると、
「病気なんじゃないの?」と思われまして、
実際、病気(糖尿病)だったわけでして。。。

今回は、「なぜ、糖尿病になると、やせてしまうのか?」
ということについて、学んだことを書いてみます。

インスリンが体内に取り込まれた糖質を脂肪に変える

糖尿病でやせてしまう理由の前に
まず、体内に脂肪が増える仕組みについて。

糖質は体内でブドウ糖に分解され、血液に取り込まれます。血液中のブドウ糖が増えすぎると、インスリンが分泌されます。インスリンの働きで増えすぎたブドウ糖は血管の外へ追い出され、細胞に取り込まれます。取り込まれた一部は脂肪に姿を変え、皮下脂肪として蓄積されるのです。

特集「糖質制限ダイエットのコツ教えます」| ゆうどきネットワーク |NHK』より

食べ物に含まれている糖質が体内でブドウ糖となり、
血液に取り込まれます。つまり、血糖値が上がります。

血糖値が上がるとインスリンが分泌され、
インスリンの働きでブドウ糖は体内に取り込まれ、
身体を動かすエネルギーとして使われます。

しかし、パソコン仕事で運動もしないようだと、
あまりエネルギーが使われず、あまったブドウ糖は脂肪となり、
皮下脂肪として蓄積されます。

これが脂肪が増え、メタボリックシンドロームになる原因の一つということです。

インスリンの働きが弱くなると体内に糖質が取り込まれなくなる

先ほど、血糖値が上がるとインスリンが分泌され働く、と説明しましたが、
糖尿病の場合、インスリンの量が少なくなり、働きが弱くなってしまっているため、
血糖値が上がっても、体内に吸収されるブドウ糖の量が少なくなります。

体内に取り込まれるブドウ糖が少なくなるとどうなるか。

ブドウ糖が少なくなると、身体を動かすためのエネルギーが足らなくなるため、
次のエネルギー源が必要となります。

そのエネルギー源となるのが脂肪です。
インスリンの働きが弱く、体内にブドウ糖が取り込まれない分、
脂肪を身体を動かすためのエネルギーとなる脂肪酸に変えて使われます。

体内の脂肪、皮下脂肪がエネルギーとして使われるため、
体重がどんどん減っていく、ということです。

食事でとる糖質の量を減らせばやせられる

私の場合、病気で体内に取り込む糖質の量が減ってやせてしまいましたが、
その仕組みから考えると、食事で体内に取り込む糖質の量を減らすことで、
糖質の代わりに脂肪がエネルギーとして使用されるのでやせる、ということです。

この食事で取る糖質の量を減らすダイエットのやり方は
「糖質制限ダイエット」、「ローカーボダイエット」、「アトキンスダイエット」、
などの名称で知られています。

糖尿病の人向けの食事改善の方法として、
「糖質制限食」という方法でも広まりつつあるようです。

ごはん、パン、ラーメンなどの炭水化物を減らす

糖質を減らす食事の方法として、ざっくりと書くと、
「炭水化物を減らす」ということになります。

特にごはん、パン、ラーメン、うどん、そばなどの穀物類、いも類には
多くの糖質が含まれております。

砂糖などにはもちろん多く含まれていますし、
調味料もみりんなどの甘い物には多く含まれています。

この穀物類、いも類などを毎日の食事からなくすことで、
体内に取り込まれる糖質の量を減らし、かわりに野菜や魚、肉を取ることで
糖質の代わりに脂肪をエネルギーに代えることでやせられる、ということです。

糖尿病になって、無理やり体内にブドウ糖が
取り込まれなくなってしまう状態にならなくても、
食べる糖質の量を減らすことで、健康なままやせることができるそうです。

今回は「糖尿病になるとやせてしまう理由」についてまとめてみました。

後半の糖質制限ダイエット、糖質制限食については、
かなりざっくりとした内容になっていますので、
詳しい仕組みや正しいやり方は本などでしっかり確認してからやってみてください。

また、1ヶ月で7kgとかやせてしまったら、
病気を疑って、しっかりお医者さんに診てもらいましょう。

(参考)

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