「パソナテックカンファレンス2008」に参加してきました

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パソナテックカンファレンス2008

10月11日の土曜日、秋葉原のUDXギャラリーで開催された「パソナテックカンファレンス2008」に参加してきました。
Webに携わるみんなの未来を考える ~サービス、ビジネス、キャリア・・・様々な視点で語りつくせ!~」を聞いてきました。
パネラーがヤスヒサさんとえふしんさん、モデレーターが CSS Nite の鷹野さんでした。


ヤスヒサさんとえふしんさんのブログをいつも読んでおり、さらにヤスヒサさんの Podcast「Inflame Casting」がお二人の対談ということもあり、普段のお話の復習や、さらに突っ込んだお話など、とても面白い内容でした。

本当に欲しいものなら、多少注文フォームが難しくても買う

普段、ネットショップ構築が多いことから、えふしんさんのEC関連のお話は特に印象に残りました。
特に『ネットショップでは、お客様が本当に欲しいものなら、多少注文フォームでの入力が難しくても手続きを行なう』という点は、非常に同意できました。
ユーザビリティを考慮して注文フォームのデザインを見直し、注文手続きの割合を改善させるのは重要なことですが、オープンソースやASPで提供されているショッピングカートシステムにおいては致命的な割合ではありません。
むしろ、商品そのものの魅力や、送料などの手数料の面をお客様は重視します。

Web系SOHOは、on と off の切り替えが重要

ヤスヒサさんは自宅で作業されており、SOHOでの作業を成り立たせるポイントとして「on と off の切り替えを行なうこと」といわれておりました。
方法としては「自宅は2部屋」にして作業部屋を作ること、ということを挙げられていました。
自宅で作業する場合、「切り替え」が重要だということはいつも感じており、「2部屋」ある家に住むことで物理的に解消させる点はとても納得できました。
今度引っ越す際には「2部屋」ある所を探したいと思います。

Webが社会を変える可能性

最後の方で、

Webが社会を変える可能性はあるが、何かの代わりになるということではない。

というお話を聞きました。
個人が開発したWebサービスが日本全国で使われたり、発展して企業サービスとなって展開されたり、社会を変える可能性はまだまだあります。
しかし、Web/インターネットが、テレビや新聞、雑誌など、既存のサービスの代わりになる、ということではありません。
既存のサービスにも得意/不得意分野があり、Webがその不得意分野を補うことができたりしますが、Webよりも得意であることも多くあります。
テレビは制作者と視聴者との双方向のコミュニケーションには不向きですが、一度に数百万人など多くの人に情報を伝達する手段としてはWebよりも向いています。
Webを活かしてできること、Webと既存のサービスを絡めてより発展させられるもの、というのを小さな所でも見つけて、開発し、発信していきたいと思います。

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