「マンガの編集者になるには?」 – 劇的3時間SHOW 弘兼憲史さん レポート3

「劇的3時間SHOW」弘兼憲史さんの回のつづき。
引き続き、弘兼さんとモーニング編集長・古川公平さん、ビッグコミックオリジナル編集長・吉野彰浩さんの3人のトークで、テーマは「マンガの編集者になるには?」です。

すべては「運」

マンガの編集者は出版社の社員なので、各出版社の入社試験を受けて採用される必要があります。競走倍率200倍とも言われる出版社への狭き門を通るにはどうすれば良いのでしょうか。

「出版社は、毎年だいたい1000人くらいが受けにきて、採用するのは5人くらい。倍率200倍。だから「宝くじ」のようなもの。実際、採用した人がみんな優秀かというと、そうでないこともある(笑)。ただ、残っている人は皆、それなりの『運』を持っている。」

吉野「出版社の採用試験の定番である『三題噺』(例:犬・ダイヤモンド・海で話を作る、というもの)は対策しておくとよい。ただ、いいものが出てくることは求めていない。突拍子もないことを求めている。何百枚もエントリーシートを見ていると「またか」というのが多い。そこに「おっ!?」という話があると目を引く。(だから失敗することもあったりする。0か100。(笑))」

古川「講談社では、採用面接の時、受ける人が希望する部署の者が面接する。面接も運。面接官との相性はある。『週刊現代』の編集者と、『モーニング』の編集者とでは受ける印象は異なる。」

弘兼「漫画家も同じ。一番最初に担当になった編集者との相性が悪くて、消えてしまった漫画家も多い。」

競争倍率数百倍もの世界となると、実力が拮抗しているは当然。その中から残っていくために必要なのは「運」であるとのこと。
ヘタな小細工をするより、強い信念を持ちエネルギーを高めて当たっていく方が良いのかも知れません。
次回は「売れるマンガの公式」についてです。
▼「運」をつかむ法則!―春夏秋冬サイクルでわかる運の乗り方・活かし方
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