#ブロフェス2015 に参加して感じた「体験を書くこと」の大切さ

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大崎ブライトコアホールで開催された「2015ブロガーフェスティバル」に参加してきました。

ブログについて9つのセッションと、8人のライトニングトークが行われ、200人以上もの人が参加されました。

ブログを始めたばかりの方から、ブロガーとして生活をしている人や、プロのライター、コラムニストまで幅広い人たちが参加しており、大変にぎやかなイベントでした。

私はLIGブログ編集長のセッションと、紫原(家入)明子さん・鳥井弘文さん・ファーレンハイトのコラムニスト3人のセッションをメインのお目当てに参加してきました。

ブログで「体験を書くこと」の大切さ

1日を通して感じたことは、「体験を書くこと」がいかに大切なものかということ。

LIGブログ編集長の永田さんは「LIGブログは社員がそれぞれ学んだことを書くのがルール」とお話されていました。

LIGブログは社員全員で書いているブログとのこと。当然、文章を書くことが専門ではない人、得意ではない人もいます。そこに「新しく学んだことを書く」というルールを設けたことで、LIGらしさ、社員一人一人の個性が表現されています。

紫原さん・鳥井さん・ファーレンハイトさんのセッションでも、みなさん「経験から書くこと」の大切さについてお話されていました。

特に3人はプロのエッセイスト・コラムニストとして活動されており、より一層、自分の経験から書くことについての重みが増して感じました。

ライトニングトークでもサービスの開発者が一人のユーザーになって使ってわかった経験や、良い記事を書くために投資を惜しまずに学んだこと、自分の失恋経験を包み隠さず書いたこと、それぞれの経験がお話しされ、どれも納得させられました。

やはり何かを伝える時の「経験による裏付け」は、相手に対する説得力を高めてくれます。

私も糖質制限食に関する記事を書いたり、人に話したりします。これも私自身が糖尿病になったものの、糖質制限食によって改善させたという経験があってのものだと思います。

 
そして、自分の体験したことをもとにして、相手に何を伝え、どのようになってほしいか。

美味しい食べ物の記事を書いて、同じように美味しく食べて欲しい。失敗した記事を書いて、同じような失敗をしないようにして欲しい。失敗したことを自虐ネタにして、笑ってリラックスして欲しい、など。

起こったことを単に書くだけでなく、自分が何を感じたか、どうなったか、自分の経験から相手にどうして欲しいかまで書くと良い、ということも皆さんお話されていました。

 
「自分が経験したこと」から書くこと。そのためには体験が必要です。そして、体験するためには行動が必要です。

行動といっても、何も「世界一周する」とか「社会を変える仕組みをつくる」といった、壮大な夢や理想を立てて動く必要はありません。コンビニで新しいスイーツを買って食べてみたとか、話題の本を読んだとかでも良いのです。

自分が体験をして、その体験を通じて何を感じ、何を伝えたいかが大切です。

 
何かを体験して、その経験をブログに書いて、伝える。改めて、ブログの基本に立ち戻れた良い機会でした。

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