『たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術』を読んで、まず20時間がんばってみようと思った

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楽器や英会話、プログラミング。

「できるようになったらいいな」と思いつつ、上手くなるまでには相当な時間と努力が必要だと思うと尻込みして始められない……

「一流になるには一万時間、1日3時間の練習が必要」という話もあり、とてもじゃないが気軽に始められない……そんなことありませんか?

では、超一流のプロの腕前とはいかないまでも、それなりにできる状態になれるとしたら。

ギターで持ち歌を1曲弾き語りできたり、海外旅行先で英語で道を尋ねたり買い物ができたり、簡単なゲームのプログラムなら作れるようになれるとしたら。しかも、たった20時間で。

どんなスキルでも20時間あれば、それなりにできるようになれる方法を教えてくれるのが、ジョシュ・カウフマンの書籍『たいていのことは20時間でできる』です。

わずか20時間でそれなりにできるようになれる

ジョシュ・カウフマン氏は「超一流レベルではなく、それなりにできるようになるには、10のルールに従って、20時間練習すれば良い」と伝えています。

カウフマン氏自身もこの方法を用いて、ヨガやプログラミング、ウインドサーフィン、ウクレレ、囲碁など、幅広いスキルを身につけることができています。

20時間でスキルを取得するための10のルールは以下の通り。

超速スキル獲得法10のルール

  1. 魅力的なプロジェクトを選ぶ
  2. 一時に一つのエネルギーに集中する
  3. 目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
  4. スキルをサブスキルに分解する
  5. 重要なツールを手に入れる
  6. 練習の障害を取り除く
  7. 練習時間を確保する
  8. すぐにフィードバックが返ってくる仕組みをつくる
  9. 時計のそばで一気に集中する
  10. 量と速さを重視する

私は特に「目標とするパフォーマンスレベルを明確にする」ことと「スキルをサブスキルに分解する」ことについて、なるほどと思いました。

20時間で目指すレベルは“それなり”なので、高すぎる目標ではなく、それなりのレベルを明確に設定して目指す必要があります。

また、素晴らしいスキルも分解すれば小さなスキルの集まりです。必要なサブスキルだけを集中して習得すれば、短時間でそれなりにできるようになる、ということです。

20時間は案外長い。だから、できるようになれる。

何より大切なルールは、1番目の「魅力的なプロジェクトを選ぶ」というものです。

20時間とは案外長い時間です。1日1時間練習して約3週間かかります。自分が興味・関心を持ち、魅力的だと思えることでなければ、たった20時間でも続けることは難しいでしょう。

カラオケなら約240曲歌えます。それだけ歌えば充分歌が上手くなれるでしょう。

フルマラソンなら4、5回完走、約200km走ることになります。それだけ走れば体力もついて、立派なランナーになれます。

卵焼きなら120回は作れます。それだけ卵焼きを作れば、ふわふわの厚焼き卵を作れるようになれるでしょう。

英語で “How should I go to that ~~?” と行きたい場所を尋ねるなら、14,400回尋ねることができます。それだけ英語を話せば英語を話すことや外国人と会話することに対する抵抗感もなくなっていることでしょう。

やりたいことを始めてみたけど長続きしなかった、という人は、おそらく長くても1、2時間しかやっていないのではないでしょうか。

やり始めて最初のうちは上手くできないものです。練習もキツく感じます。2、3回やってみて上手くいかないから、それなりにできるレベルに達する前に辞めてしまう、という人も多いと思います。

だからこそ、それなりにできるレベルの目標設定が大事であり、スキルを分解して身につけることが大事であり、なにより20時間続けてできるようになりたいと心から思える魅力的なプロジェクトを選ぶことが大事です。

自分のことを振り返ってみると、英語やプログラミングはやってみたいと思いつつも、そこまで魅力的だと思えなかったり、目標が高すぎたり、必要なスキルをきちんと分解しきれていなかったため、20時間続かず、身につかなかったんだと思います。

一方、ギターを弾くことやマラソンを走ることは魅力的で目標とするレベルも明確で、必要なスキルもわかっていたので、20時間続けることができ、スキルも身につきました。

「10のルールに従って、20時間練習すれば、それなりにできるようになる」というのは経験からも正しいと思います。

もし、あなたが身につけたいと思っているスキル、できるようになりたいと思っていることがあれば、ぜひこの10のルールを取り入れてみてはいかがでしょうか。

私もプログラミングができるようになりたいという気持ちは捨てきれないため、改めて魅力的なプロジェクトにして20時間練習しようと思います。

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