2007年に読んだオススメの書籍

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すでに2008年も2週間が過ぎようとしておりますが、改めて私が2007年に読んで良かった本をまとめておきたいと思います。

『マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった』

個人的に2007年は「社会起業」という言葉が強く印象に残った1年になりました。

本来「会社」というものは事業を通して社会に貢献すべきものであると思いますが、現状では自社の利益を上げるためだけに存在するところも多くあります。

より良い世界を作る「社会事業」を「ビジネス」として成り立たせていくために精力を注ぎ続けるジョン・ウッド氏の活動は今もなお活発になっています。

今後「社会起業」というモデルは一般的に広まっていくと思います。私もこのようなモデルを実現できるように仕事をしていきたいと思います。

「2007年に読んだ本で1冊オススメして」と言われたら、間違いなくこれを選びます。

『そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生』

過疎化と高齢化の進む徳島の勝石町のおばあちゃんたちでもできる仕事を作る、という所から始まった日本の「社会起業」の一例です。

私のふるさとも過疎化、高齢化が進むいなかであり、いずれは何かしらの事業ができればと考えていますが、この書籍での実例を読んでとても参考になるとともに、私も積極的に行動しなければと強く感じました。

『夢をかなえるゾウ』

この一冊があれば、今までの自己啓発系書籍は捨ててしまっていいです!
著者・水野敬也さんの笑いがたっぷり詰まりつつも、読み終わった後に行動したくなるエッセンスが満載の一冊です。

『クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング』

「ブログで商品のことを書いてもらえばヒットする!」と短絡的に考えてしまいがちですが、それは間違いです。

この本を読むと、地道にコツコツとプロモーション活動をしていくことがいかに大事かということを知ることができます。そして自分自身もブログの読者にとってためになる記事を書いていこうという気になります。

「ブログでクチコミ」というマーケティングを少しでもお考えの方はぜひこの本を読んでください。

『私たちはどうつながっているのか―ネットワークの科学を応用する』

「人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれる」という『6次の隔たり』があります。
私たちは人と、相手と、世界とどのようにつながっているのか。この仕組みを知ることでネットワークやビジネスモデルを考え、生み出すことにもつながります。

『頭のいい人が儲からない理由』

「焼き鳥屋かラーメン屋で迷うな」、「調べるな考えよ」、「まじめで勤勉だと成功が遠ざかる」など、これまでのビジネス書にはないキツイ言葉でガツンガツンと熱く語ってくる一冊です。

それまでビジネス書を読むだけ読んで、行動に移しきれなかった自分にとっては辛いものもありました。ある意味「おりこうさん」になってしまっている方にはよいカンフル剤になると思います。

『人を動かす』

ビジネス書の中でも名著の一冊ですが、2007年になってようやく読みました。

「もっと早く読んでおけばよかった」と思うとともに、「今、この本を読むことができてよかった」とも思える一冊です。もし、まだ読まれていない方は、まったく遅くはありません。今読んで、この先ずっと誰かと仕事をする上で役に立つことばかりです。

『ハイパワー・マーケティング』

現在、巷にあふれているマーケティングやセールスの手法はこの書籍が元になっていると言っても過言ではないでしょう。それくらい、マーケティング・セールスネタが詰まっている1冊です。

この書籍の内容を十分に読み取り、理解し、実行し、自分なりに改善していくことで、ほぼマーケティングやセールスについて迷うことはなくなるのではないかと思います。

「誰でもカンタンに?」「素人の私でも?」と銘打っている薄っぺらいものを100冊買って読むお金と時間があるなら、この1冊を100回熟読し、行動したほうが1万倍実になって帰ってきます。

『テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』

2007年は、これまでのマスメディアによるCMの効果が考え直された年になったのではないでしょうか。ブログやSNS、その他インターネットコンテンツを中心として、よりユーザーに近く、深くアプローチできる手法が登場し、さらに効果測定もはっきりとわかるようになってきています。

マス・メディア広告はどうなるのか、そしてインターネット広告はどのように発展していくか。今後のマス広告の流れをつかむためにも今のうちに読んでおきたい一冊です。

『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

ブログやメールマガジン、ページのキャッチコピーなど、この先技術が発展しても「文章を書く」という技術がなくなることはないと思います。

お客様の心をつかむ文章を書くにはどのようにしたら良いか。シンプルながらも奥の深いテクニックについて紹介されています。
ここに紹介した書籍が少しでもみなさまのお役に立てるようであれば幸いです。

2008年も私自身のインプットとともに、自分なりのアウトプット力を高め、ブログを読んでいただいている皆様のためになる情報を発信、書籍を紹介したいと思います。

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